今朝の日経の春秋で懐かしい詩が紹介されていました。
谷川俊太郎さんの「あなたはそこに」という有名なモノです。
この作品は魂のいちばんおいしいところ―谷川俊太郎詩集に収録されています。
Facebookで名前と顔を知り、お互いの共通点があることがわかり
リアルで出会い、人間性を理解し仲良くなるというソーシャルご縁を
この詩が象徴しているようで、久々に読んでとてもワクワクしました。
以下一部引用します。
あなたはそこにいた 退屈そうに
右手に煙草 左手に白ワインのグラス
部屋には三百人もの人がいたというのに
地球には五十億もの人がいるというのに
そこにあなたがいた ただひとり
その日その瞬間 私の目の前に
あなたの名前を知り あなたの仕事を知り
やがてふろふき大根が好きなことを知り
二次方程式が解けないことを知り
私はあなたに恋をし あなたはそれを笑いとばし
いっしょにカラオケを歌いにいき
そうして私たちは友だちになった
昨年ソーシャルメディアで出会ったアメリカ&カナダのブロガーの皆さんが
今回、再び来日してくれました。
3日間というとても短い間でしたが、ご一緒できました。
Cali Lewisさん、John Pozadzidesさん、Yukari Peerlessさんがその3人で
彼らのソーシャルメディアのフォロワーは200万人以上を数えます。
その彼らの発信力で東北の現状をレポートいただくのが目的でした。
そして、このツアーは助けあいジャパンのご尽力と
「テルテルコンシェルジュ」という翻訳アプリを開発した アールシステムさんの
スポンサードで実現できました。関係者の皆様に改めて感謝します。
今回3日間ソーシャルメディアのプロフェッショナルとご一緒して
この年になって、彼らからからいろいろ勉強させていただきました。
いろいろ苦しいこともありましたが、被災地の方との本音の交流などができ
個人的にはたいへん素晴らしい体験ができました。
また、今回の彼らとの3日間の交流を通じて
お互いの人間性を理解できるリアルの重要性を改めて感じました。
谷川俊太郎さんの詩に共感したのも、このツアーがあったからかもしれません。
実は、ソーシャルメディアだけでは完璧なコミュニケーションはできません。
ソーシャルメディアはリアルの強力な保管ツールであっても
これだけではお互いの人間力までは理解できません。
リアルでのコミュニケーションがとても大事なのです。
彼らとともに食事をしたり、撮影した素晴らしい写真を見せてもらったり
ソーシャルメディアの議論など彼らとのリアルのコミュニケーションで
今まで以上に彼らをリスペクトする自分がいました。
彼らは他者に貢献することの重要性、Giveの精神について熱心に語ってくれました。
その時にソーシャルメディアでのパワーを持っていることが大事ですね。
この気持ちを忘れずにソーシャルおじさん徳本も
アクションをし続けたいと思います。
ソーシャルおじさん(SocialOldGuy)とJohn Pozadzidesさんに
ニックネームで呼ばれる関係になれたのが、今回の最大の収穫かもしれません。
そして、昨晩嬉しいことがありました。
John PozadzidesさんのGoogle+の投稿で
以下のように私が紹介されていたのです。
Yep, that’s Cali and I with Social Media Sensei Masahiro San!But I like to call him SocialOldGuy!!! :-)Thanks for being a gracious host Tokumoto!And if you guys are enjoying all the +Geek Beat Japan coverage make sure and thank Tokumoto because he’s one of the guys who made it happen again this year!!!
このソーシャルご縁を大事にして、毎年彼らと日本紹介のツアーをしたり
日米のブロガーとの交流などいろいろ企画したいと思います。
Cali Lewisさん、John Pozadzidesさん、Yukari Peerlessさんの
ソーシャルパワーを日本の方にご紹介するハブに自分がなれたらと考えています。
Photo Credit http://www.flickr.com/photos/serendipitys/2890030876/
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キーマンズネットのFB記事連載です。(3月25日更新)
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