入棺体験でやるべきことが見えた気がする! #エコフィン

環境に優しいエコフィンをご存知ですか?
エコとコフィンの造語がエコフィンなのですが、コフィンとは英語で棺のことです。
そのエコな棺のエコフィンを体感する入棺体験イベントが
西麻布のウィルライフ株式会社で開催されたので、先日お邪魔してきました。

ソーシャルおじさん37号の坂部さんが開催している終活イベントの一環で
エコな棺を体感しながら、自分の「死(DEATH)について考え
仲間と情報交換するソーシャリアルのイベントがこの入棺体験会なのです。
一年前から始まったこの体験会は、今回で11回目ということで認知も高まり
メディアなどにもだんだん取り上げられるようになっています。

実は、このエコフィンは環境配慮型のアメリカのトライウォール社製の
段ボールで作られていて、この棺を使うことでエコに貢献できるのです。
その理由が、最近メディアでも話題になっている森林消失!

今、世界の森林はたいへんなスピードで姿を消しています。
なんと1秒間にサッカーコート一面が消失している計算だそうです。
人口増大で森林を農地にしたり、違法な商業伐採、森林火災などが起こり
特に熱帯の森林が消失しているとのことです。
違法伐採は木を切ったら切りっぱなしの状態で
我が、日本と中国が違法伐採の原因になっているとのことなのです。

そして、棺の95%がベニヤ板から作られているのですが
80%が中国産で、棺を作るということは違法伐採に加担している事に繋がると
ウィルライフ株式会社では考え、段ボール製の棺のエコフィンを販売しているのです。

エコフィン段ボールなので、加工もできますから
着物など自分の思い出の品を棺に装飾することもできます。
自分の棺を生前から家族と一緒に作り、自分の人生を振り返り
家族に伝えることも可能なのです!

また、エコフィンには森林への寄付の仕組みもついているので
この棺を使うことが植林にも繋がるのです。

実際、1回の葬儀全体で約300kg-CO2の温暖化ガスが排出されると言われており
その量はひとりの人間が1年間に呼吸する量に匹敵しているそうです。
エコフィンを使えば、植林ができるので、温暖化を防ぐ一歩にもなるのです。
こうやってブログを書くことで、エコフィンの認知が高まり
利用する方が増えれば、環境破壊も防げる思い、仕組みを紹介してみました。

当日、集まったメンバーは私と年代の近いミドル世代。

親の介護や自分の将来が気になる年齢で、みなさん悩みを抱えていました。
しかし、親も自分も永遠に生きられるわけではありません。
自分の人生について真摯に考える時間も必要です。

そのきっかけを今回の入棺体験でいただけました。
今回、真っ暗な棺に3分間入棺したのですが
自分の人生が走馬灯のように駆け抜けました。
あと何年生きられるかるかは、わかりませんが
私の人生は後半戦にさしかかっていることだけは事実です。

家族のためにできること、残された時間にできることを
今週、月曜日の入棺体験以来、考えるようになりました。
死を意識することで、今やるべきことの優先順位が見えました。
そして、大切な家族ともっと話をしようと決めた次第です。
死を考えるのは死ぬためじゃない、生きるためなのだ。
今回の入棺体験でアンドレ・マルローのこの言葉を思い出しました。

入棺体験に誘っていただいた坂部さんと、ウィルライフ株式会社さんに
この場で改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました!


この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました