習慣の力 The Power of Habitの著者チャールズ・デュヒッグは
専門家との会話が有効であるとライフハッカーのインタビューで言い切っています。
それも電話が良いと以下のように答えています。
疑念が生じたときには電話をしろ、という原則を堅く信じています。直接会話をする方が、何か読むよりもずっと早く学ぶことができます。専門家はどのような質問を私が尋ねるのかを分かっています。なので、次にどうすれば良いかが分からないときには、電話をかけます。
読書も学びにとっては最適な方法なのですが
チャールズ・デュヒッグは電話を掛ける方がより早く学べると言います。
専門家のネットワークを持てば、電話ですら武器になるのです。
専門家に質問することを習慣にすることで、ビジネスは間違いなくうまくいきそうです。
ほかの人よりはるかに時間を有効に使うことで、生産性がアップするからです。
こういった良いアドバイスをしっかり自分の中に取り入れられるようにできれば
人生はどんどん変化を遂げるのです。
良い習慣を多く持っていればいるほど、人生は楽しくなるのです。
では、どうすれば良い習慣が身に付くのでしょうか?
チャールズ・デュヒッグはキーストーンハービット(たった一つの習慣)がポイントだと
習慣の力 The Power of Habitで私たちに教えてくれています。
たった一つの良い習慣が、実は人生を変えるキッカケになるのです。
一つの悪い習慣を良い習慣に置き換えることで、ほかの習慣にも影響を与えるのです。
私は7年前までアルコール依存症でした
飲酒という悪い習慣を断ち切ることで、私の生活は一気に改善したので
この考え方がよくわかります。
私にとってのキーストーンハービットが断酒だったのです。
断酒を決める際にはいくつかの危機が私の人生に訪れていました。
特に、睡眠不足と体調の悪さが日常化し、昼間の時間が苦しくて仕方がありませんでした。
一方で、夜はアルコールで空元気になるという悪いパターンが繰り返され
私のカラダと心は飲酒によって、完全に蝕まれていたのです。
チャールズ・デュヒッグは危機が変革を起こすとインタビューで話しています。
組織であれ、社会であれ、個人であれ、危機は変革を起こし、習慣を変える好機になります。選択の余地がなくなったとき、変わるのです。
私も不健康な生活(危機)をやめ、健康なカラダを取り戻すために
断酒を7年前に決断したのです。
そして、断酒のおかげで、だらしない生活とサヨナラできました。
夜型の生活から朝型の生活にシフトし、規則正しい生活が送れるようになったのです。
キーストーンハービットを手に入れることで
私の悪い生活習慣がどんどん改善されていきました。
アルコールの摂取をやめたことで、家族との時間を増やせたり
ダイエット(体重減)に成功できたのです。
キーストーンハービットが、他の習慣にも好影響を与えたのです。
例えば、夜の会食がなくなったので、ブログを書く時間が持てました。
それを習慣化することで、私は子供の時の夢であった出版までできるようになったのです。
「小さな勝利」の積み重ねが、大きな成功につながるということを
50歳近くで、自分自信で実感できたのですから
チャールズ・デュヒッグの考え方には、とても共感できるのです。
私は健康というキッカケから断酒をルーチンにしました。
そして、家族との楽しい時間、出版、ダイエット(若返り)という報酬を得たのです。
断酒した際も家族に優しい痩せた自分を
徹底的にイメージしたのが、成功の要因だったと思います。
未来のすばらしい自分をイメージすることが、習慣化のための第一歩なのです。
このキッカケ→ルーチン→報酬というループをもっと早く知っていれば
私の断酒はもっと楽に、早くに達成できたかもしれません。
悪い習慣で悩んでいるか方にはチャールズ・デュヒッグの
この習慣の力 The Power of Habitは絶対にお薦めです。
ぜひ、キッカケを見つけて、行動を起こしてください。
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