ジョー・ヴィターレのあの人にばかり奇跡が起きるのか?の書評 今すぐ先送りをやめよう!! #習慣化 

ジョー・ヴィターレの新刊なぜ、あの人にばかり奇跡が起きるのか?
「先送り」の弊害についての説明があります。

先送りとは欲求不満の状態で、この癖はすぐにやめたほうがよいと
次のような整理がされています。

簡単に言うと、「先送り」にするということは、自ら行動を起こさず、欲求不満のままでいるということです。成功の可能性やビジネスのアィディア、転職、または交際の進展などをはっきりイメージできているにもかかわらず、ただそのことについて話したり、考えたり、少し調べたりするだけで、それを実行するための具体的な行動を一切しないのです。

折角イメージしているのにも関わらず、具体的に動かないのはチャンスロスです。
そして、この悪癖を改善するためには、すぐにアクションを起こすことだと
ジョー・ヴィターレは言います。

未来の成功を夢見るだけでほかに何もしないのは、単に怠けているだけであり、最終的に深刻な結果をもたらしかねません。ソファに横になってポテトチップスを食べながら億万長者のような生活を思い描き、どうして引き寄せの法則が働かないのだろうと言っているようなものです。健全な心を持ち、夢に集中するだけでなく、人生に積極的にかかわってください。想像力を働かせ、何をすべきか、自分のアイディアには実行する価値があるか考えた上で行動に移しましよう。


引き寄せの法則を信じるあまり、何もしないでよいと言うのは間違いなのです。
部屋から出ずイメージするだけで何もしなければ、誰にも出会えません。
多くの幸福は自分がアクションすることで、他者から運ばれてくるのですから
まずは、人に見つけてもらうための何かしらのアクションをすべきなのです。

自分のアイデアを信じて、アクションを起こさない限り、何も生み出せないのです。

自分を良い方向に動き出したければ、アイデアに基づいて行動を起こすべきなのです。
何度もこのブログに書いていますが、私が最初の本を書けたのもアクションのおかげです。
USTREAMでソーシャルメディアの情報発信を始めたために
ソーシャルメディアの書籍を出版予定の編集者さんを引き寄せられたからなのです。
本を書こうと思っても、何もアクションを起こさなければ
多分私は著者にはなれなかったでしょう。
また、このブログを継続してきたおかげで
二冊目以降の書籍のお話や連載の話も引き寄せられたのです。

ブログのアウトプットを継続することで、記事が検索されるようになり
多くのチャンスがここから生まれてくるようになったのです。
この事実に気づいてから、できるだけ未来の自分を視覚化して
その理想の自分に向かってアクションを起こす=記事を書くようにしています。

しかし、以前の私はアルコール依存症の怠け者でした。
私はいつも、言い訳や先送りを繰り返してきました。
過去を思い出すと恥ずかしいのですが
過去の駄目な自分を受け入れることで
未来をよい方向に変えようと思い、勇気を振り絞ってUSTREAMをスタートしたのです。

ジョー・ヴィターレは過去を変えられるのは
結局は自分自身しかいないと次のように書いています。

変化を恐れている、あるいは変化に対応できるか自信がない場合も過去を引きずりがちです。自分で過去をコントロールできていると勘違いしてしまうこともありますが、実際のところ私たちにできるのは、過去に縛られないようにすることだけです。誰にも過去をコントロールして変えることなどできません。また、他人をコントロールすることもできません。コントロールできるのは自分自身だけです。過去にしがみついたままでいるか、過去を手放して前に進むか、選択できるのも自分だけなのです。

嫌な過去に縛られないことを決めたら、すぐに過去を手放し
新しいことを決めるべきです。
そして、決断した瞬間にアクションを起こせばよいのです。
この小さな一歩(ベイビーステップ)が人生を変えてくれるのです。
恐怖を乗り越え、先延ばしをやめて、アクションすることで
小さな自信が生まれます!!
昨日とは違った一日を始めた自分を褒めて、明日も続けるだけでよいのです。
やがて行動することが、他者から評価され、楽しくなっていくはずです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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