「幸せ」食生活! 今日から始めるヒーリングフード(飯野晃子著)の書評 #習慣化

ソーシャルおじさんズの高木昇さんのFacebookの投稿の中に
「ヒーリングフード」というキーワードがありました。

先日お友達から戴いた「ヒーリングフード」という本によるとみんなで楽しく食べる食事は身体に良いのだそうです♪

この「ヒーリングフード」という言葉に幸せになるヒントを感じて
早速アマゾンで 「幸せ」食生活! 今日から始めるヒーリングフード
購入し、食についての勉強をしてみました。

私が気になった「ヒーリングフード」の定義をまず書きます。
著者の飯野晃子さんによれば、「ヒーリングフード」のコンセプトとは
『病気の治療のため、特別な期間にとる治癒食ではなく、
「その人らしさを輝かせるためのポジティブな心身の健康食」』なのです。

ポジティブな心身のための健康食とは何なのでしょうか?

現代人は食事は空腹が満たされればよいと考えがちですが
食事は心と体を満たすための重要なイベントなのです。
食事は一人で食べるより、気の合う仲間や家族と一緒に摂ることで
同じ食事でも何倍もおいしくいただけますし、ハッピーな気持ちにもなれます。

しかし、今の自分がそれを実践できているかというと完璧ではありません。
この本を読みながら、時間がないときの食事
特に一人での「ながら食事」について反省しました。
真剣に食に向かい合うことで、生産者や作り手、そして家族や仲間に
感謝できることが食事なのだと気づきました。
以下本書より気になった文章を引用します。

一つの例として、食材や食事と向き合う際の心のあり方が挙げられます。あなたは食事をするとき、空腹が満たされるということだけでなく、心と体が満たされる食事をしていますか。忙しい仕事の合間に、パソコンを見ながら、コンビニで買ったおにぎりを口にして、とりあえず何か食べておけば大丈夫だと考えていませんか。昨今の食事では、家庭で小さなお子さんがテレビを見ながら、ひとりで夕食をとっていることも珍しくありません。心と体が満たされる食事とは、カロリーや栄養を充分とって、ただ満腹になるだけでは得られないのです。いつ・誰と・どこで・何を・どのようにいただくかということ重要となります。また食材の育てられた環境や調理した人たちの心のあり方からいただく際の状況など、目に見えない精神的な背景もとても大事です

心と体のバランスを心がける食事をとることで、幸せにもなれます。
食を意識し始めることでも、人生は変えられるのです。
健康な体を作るだけでなく、精神的な喜びも食事から作り出せるのです。
日常の時間を少し工夫すれば、家族や友人との食事の機会も増やせます。

ミーティングを食事付きで行うとよいと言いますが
一緒に美味しく食べることでお互いのつながりが強化されるのも
食事ならではの力かもしれません。
ソーシャルランチや夜の集まりに積極的に出かけ
しっかりした食事を食べることで以下の効果が期待できます。
■よい食事で健康になれる。
■笑顔でハッピーになれる。
■お互いのつながりを強化できたり、応援しあえる。
■情報交換ができる。
よい食事を仲間と食べることを習慣化すれば、心と体のバランスを保てるのです。

心と体のバランスがよいと、幸せだと感じることができます。同じカロリーや栄養素を含む食事をとっていても、その内容や食べる環境によって心や体に作用する効果が変わってきます。食事は単に食べればよいというものではありません。自分自身の心と体に必要な要素を大切にしてください。少しでも意識して食に向かうことで、心や体に与える影響は変わってくるのです。

よい食事を幸せだと思いながら食べれば、より効果があるのならば
笑顔のある、楽しい食事を心がけたいですね。


飯野晃子さんは日本人のいただきますの挨拶は感謝の現れだと言います。
「いただきます」「ごちそうさま」を習慣化すれば
自ずと感謝の気持ちも養えますね。

「いただきます」は、感謝の気持ちを表現する言葉です。私たちは野菜や動物の命をいただいて食事をしています。お金を出せば、食べものは手に入るかもしれません。しかし、その食べものを手に入れることができたのはもとをたどれば・自然の恵み・素材の命・生産者・料理してくれた人、いろいろな協力があるわけです・毎回食べる前に、仰々しい儀式することはないのですが、手を合わせて「いただきます」という感謝の習慣があるのは素晴らしいことではないでしょうか。

 最後に本書に紹介されている8つのヒーリング・メッソドを紹介します。

ヒーリングフード・メソッド 

■感謝の心で食べる 
■誰かと一緒に 食べる、楽しく味わって食べる 
■天然のものを食べる 
■近くで育った旬なものを食べる(身土不二)
■まるごと食べる 
■心身のバランスを取り戻すものを食べること 
■消化のよい食べ方をする(酵素、食事時間、よく噛む)
■正しいウオッチ&セレクトが大事

特に、私の場合は心身のバランスを取り戻すものを食べるができていません。
日本人は酸性の体質になりがちなので
積極的にアルカリ性の食事を食べる必要があるそうです。
また、食べものをしっかりエネルギーに変え、老廃物をきちんと出して
体内に不要物を溜めない状態をキープ(イン&アウト)したいと思いました。

そのためには、自分が食べているものをしっかりチェックする姿勢
正しいウオッチ&セレクトが大事)が大事です。
実際に、食べものをセレクトするときにも
自分のための明確な理由を持たないと
今の日本では悪い食の選択をしてしまいそうですね。

ただ単に好きなものとか、そのときの気分とか、スーパーで安かったから、という理由ではなくて、自分にとってこれが必要だと思ってセレクトしましょう。

油ものを食べるなら太陽の出ているうちに」や
「玄米は、人の健康を保つために必要な栄養素をほとんど摂取できることから
完全栄養素とも言われています」など
「幸せ」食生活! 今日から始めるヒーリングフードには
食に関して覚えておきたいフレーズが満載です。

友人のまさとみようこさんの玄米のレシピなども
今回あわせて読み返しましたが玄米のパワーはすごいと改めて感じました。
情報発信だけでなく、食事もインとアウトを意識したいと思いました。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!
  
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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