ソーシャルおじさんの「ソーシャリアル名刺」のつくり方

名刺交換だけで仕事が取れる」とソーシャルおじさんズのメンバーの福田剛大氏は言います。
福田さんがつくる名刺はインパクトがあり、これを見せることで相手との会話が弾みます。
今回、その名刺の達人福田剛大氏との共著で
名刺作成のプロが教えるソーシャリアル名刺の作り方をリリースしました。
先日のブログに続いて、本書の紹介をしたいと思います。

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名刺は一瞬で相手に自分を伝えるための重要なツールです。
そのため名刺作りのポイントは、初対面での第一印象をよくすることなのです。
名刺の見た目を格段によくするためには。レイアウト全般と素材・形状を意識することです。
この2つの要素を良くすることで、プロのデザインに近づけます。
社名、肩書き、電話や住所だけのいわゆる「電話帳名刺」では、相手に刺さりません。
他の名刺と同じでは、後で思い出してももらえないのです。
相手に覚えてもらうためのレイアウトやデザインに、まずは、こだわるべきなのです。

また、達人の福田さんによると名刺作りには絶対に外せない
最強名刺5つの鉄則」というものがあります。
この5つのルールは自分のパーソナルブランディングの整理にも
役立ちますから、ぜひ覚えておいてください。

鉄則①顔と名前を覚えてもらうための仕掛け
鉄則②仕事のポリシーを知ってもらうための仕掛け
鉄則③業務内容を理解してもらうための仕掛け
鉄則④連絡先を瞬時に伝える仕掛け
鉄則⑤趣味嗜好で会話が盛り上がる仕掛け

顔と名前を覚えてもらうためには、写真かイラストを用いましょう。
これで、名刺入れを見返してもらう時に見つけてもらえ
自分を思い出してもらえるチャンスを増やせるのです
名刺からビジネス情報を見つけてもらえれば、ビジネスにも繋げられます。
一枚の写真を入れるだけでも、名刺の価値を高められるのです。
鉄則②や鉄則③はビジネス名刺では、外せない要素ですが
鉄則④の連作先にも気を使いたいものです。
私たちソーシャルおじさんズは、名刺に載せる連絡先も工夫しています。
FacebookやTwitter、instagramなどのソーシャルメディアのアカウントを
名刺に掲載しておけば、ソーシャルメディアのアカウントの交換がその場ででき
相手との交流をすぐに始められます。
ソーシャルメディアで繋がることが、今のビジネスではとても重要なコトですから
その場で、友達申請をすることを習慣化しましょう。
ここで繋がっておくと、その後のコミュニケーションがとても楽になります。

この5つの仕掛けによって、単なる名刺を「仕事が取れる名刺」にできるのです。
どれも、自分の価値をしっかりと相手に伝えるための鉄則です。
鉄則⑤のこだわり度も大事です。
人となりが伝わる趣味嗜好を載せることでアイスブレークができます。
会話をいきなり盛り上げ、相手との距離を近づけることができます。
「あれ?この人とは意外に共通点があるなあ」と思うと一気に親近感が湧きますよね。
さらに意外な部分でつながっていることがわかると、その場で友人になることもできます。
プロフィールは、人を惹きつけるために欠かせない要素なので、ぜひ名刺に載せましょう。

さて、今回、著者の福田剛大氏に私の「ソーシャリアル名刺」を作成いただきました。
まずは目的を決めるのですが、これを会社以外の人脈構築としました。
「異業種交流会」「朝活」「セミナー」などで活用することが決め
名刺を渡す相手は、その参加者としました。
渡したときに、インパクトを与えて私を覚えてもらい
やがてはプロジェクトやビジネスにつながるような仕掛けを名刺で表現したかったのです
名刺を印象づけるために、「ビジュアルで目立つ」「プロフィールで共感させる」ことをお願いし
福田さんにインタビューを受けながら、名刺作りを進めました。
何度かやり取りするうちに、私の好きなオレンジを基調にした素敵な名刺が完成しました。
書籍の表紙をアピールしたインパクトのある名刺で、とても気に入っています。

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案外難しかったのは、プロフィール作成でした。
シンプルな自己紹介ではなく、徹底的に私らしさを短文で表現して欲しいと
福田さんからリクエストされ、できたのが、以下のプロフィールです。

2007年の断酒以来、悪い習慣をよい習慣に置き換える事で人生を変えてきました。現在は徳本昌大の習慣化プログを毎朝更新中。音楽はブラックミユージック、R&B、レゲエ好き。Bob Marleyのライブを見たのが自慢。石垣島などの離島好き。年間1000冊程度の書籍を読む活字中毒。

この短い文章の中でも人によって反応は違います。
多様な価値観でプロフィールを構成するとよいことがわかりました。
ある人は断酒に、またある人は読書に反応してくれます。
自分らしいプロフィールを書くことで、初対面にも関わらず
多くの方々と会話が進み、この名刺から多くのプロジェクトがスタートしました。
また、裏面の書籍紹介で、自分への信頼感を高めることができました。

今回、福田さんの素晴らしいプロデュースによって
「ソーシャリアル名刺」のパワーを認識できました。
名刺を活用したい皆さん!
福田さんのスキルは素晴らしいです。
ぜひ、福田さんにご相談ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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