谷川俊太郎氏の「冬に」学ぶ!良い言葉の使い方。

谷川俊太郎氏の「冬に」という詩が、とても素晴らしいです。
この短い詩の中によく生きるためのキーワードがちりばめられています。

ほめたたえるために生れてきたのだ。ののしるために生れてきたのではない。否定するために生れてきたのではない。肯定するために生れてきたのだ。(谷川俊太郎)

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この谷川氏の詩を読んで以来
仲間にネガティブなワードで話しかけるのは、金輪際やめたくなりました。
否定的な言葉ではなく、仲間をほめたたえる言葉を使うことで
相手との関係は円滑になり、コミュニケーションはうまくいくはずです。
「良い言葉を選べ!」という詩人のこのメッセージは強力です。

ほめたたえるために生れてきたのだ
ののしるために生まれてきたのではない
否定するために生まれてきたのではない
肯定するために生まれてきたのだ

無のために生れてきたのではない
あらゆるもののために生れてきたのだ
歌うために生れてきたのだ
説教するために生れてきたのではない

死ぬために生れてきたのではない
生きるために生れてきたのだ
そうなのだ 私は男で
夫で父でおまけに詩人でさえあるのだから

人との関係を強化するために、「説教」は必要ないのです。
説教ではなく、相手が行動を起こしたくなる良い言葉を使いたいものです。
相手とポジティブな関係をもたらすための、良い質問を考え
投げかけられれば、味方がどんどん増えていくはずです。

死ぬために生まれてきたのではない」という一行に、はっとしました。
無駄な時間を過ごすのではなく、生まれてきたからには
1秒1秒を大切にしていきたいですね。

谷川氏には。他にも素晴らしい言葉が多数あります。

人と出会ったおかげで、自分とも出会えた。

良い仲間、夢を叶えたグループに所属することで
言葉がポジティブに変わります。
ポジティブに考え、行動する人たちが使う言葉は
普通の人たちが使う言葉とは異なります。
良いオーラが言葉の端々から感じられるのです。

交流するグループを変えることで、新しい自分に出会えたりします。
何かを変えたい時には、付き合う人を変えることで
自分をポジティブにする良い言葉を習慣にできます。
自分の言葉から意識や生き方すら変えられるのです。

生きること それが烈しく今日である

生きることとは好きなことを見つけることかもしれません。
今の時間に集中できること=好きなことを見つけること
人生はとても楽しくなります。
集中できることを見つけ、それを習慣化できると
今のアクションが変わり、やがては未来を変えられるのです。

ことばで問われた質問に、いつもことばで答える必要はないの。深い問いかけにはアタマだけじゃなく、ココロもカラダも使って答えなくちゃね。

この言葉は意味が深いですね。
相手の質問によい返事ができれば、自分をよくできます。
言葉だけでなく、心と体があふれ出すような最適な答えを
出し続けたいと思いました。
今までの体験が財産になりそうですね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  photo credit: Winter.jpg via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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