時間は貴重な資源ですから、当然限りがあります。
私たちは誰もが1日24時間を所有していますが
その使い道は千差万別です。
貧乏になる男は 「時間 」をお金と交換することを考え 、金持ちになる男は 「アイデア 」をお金と交換することを考える。(スティーブ・シーボルト)
金持ちになる男、貧乏になる男(スティーブ・シーボルト著)の中のこの言葉にハッとしました。
豊かになることを考えるならば、私たちは
時間の切り売りしてはいけないのです。
時間の切り売りは、自分の労働力と時間を提供し
その見返りとして、お金を受け取るということなので
自分の力のみに依存するわけですから、すぐに限界がきてしまいます。
時間と労働力の提供がないと、お金が入らないという辛い状況が簡単に想像できます。
時間と労働力に頼らないモデルを考えないと
個人や中小企業が生き抜いていくのは大変な時代になりました。
国境がなくなり、人の流動化が起こっているために
人件費での競争になると日本人には勝ち目がありません。
また、クラウドソーシングが普及すると世界中の同業者がライバルになります。
そんな状況でお金をしっかり稼ぐには、価値を作らないと戦えません。
価値とは何かを考えると自分のオリジナリティやアイデアなのです。
私たちは、指名される何かを明確にすべきなのです。
貧乏になる男はお金の心配をして莫大なエネルギーを浪費している 。しかし、金持ちになる男はつねにより豊かになることに意識を集中している。よいアイデアをよいタイミングで思いつけば、財産は比較的早く築くことができるが、それはその人が時間をお金と交換するという短絡思考から脱却する場合に限定される 。
よいアイデアがキーになるなら、考える時間を増やしましょう。
自分らしいアイデアをよいタイミングで作り出せれば、勝負に勝てるのです。
時間とお金を交換するのではなく
時間をアイデアを生み出すために使うと意識すれば
見える景色も変わってきます。
ただ生きるのではなくなり、面白いことを考え始めると
人や情報の引き寄せが始まります。
貧乏になる男は時間をお金と交換して稼ごうとするばかりで、社会に役立つ創造的なアイデアを考える努力をしない。もしそれをすれば、人は思いのままに財産を築くことができる。誰もがそういう潜在能力を秘めているのだ。これは今まで何度も実証されているにもかかわらず、貧乏になる男はそれを信じようとしないので財産を築けない。その結果、豊かな者はますます豊かになり、貧しい者はますます貧しくなる。
アイデアとは社会への貢献であるならば
世の中に役立つことを絶えず考えるとよいでしょう。
アップルが生産性を向上させたり、スタバがコーヒーを空間で楽しむことに変えたように
価値あるアイデアを提供できれば、面白いことが始まります。
世の中の課題を見つけ、それを解決するために時間を費やせばよいのです。
アイデア作りのための時間の使い方を意識してみましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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