力とは、力を受ける側が自分の心理の中でつくり上げていくもの。大事なことは、自分を大きくすること。相手に力を与えないこと。相手が内面に土足で踏み込めないように、自分自身を守り抜くという決意を持つこと。そうすれば、自分が苦しむことはない。(フーコー)
断言しよう、人生は変えられるのだ。 (ジョン・キム著)を読んでいます。
今まで、ジョン・キム氏の書籍は、あまり読んでこなかったのですが
彼の読書論がキッカケとなり、本書を購入しました。
キム氏の人生観は、自分への投資が世の中の貢献になるという考え方に立脚していて
私の最近の考えに近く、とても共感できます。
自分への投資は、最終的に相手への投資になるのだ。自分が学ぶことは、相手に与えるものを自分の中で創り出す作業でもある。自分を素敵にし、幸せにすれば、相手を素敵に、幸せにすることができる。だからこそ、日常を楽しむことが重要である。それが、相手を楽しませることにつながるからである。
日常を楽しむことが、相手を楽しませることにつながるのです。
しかし、以前の私は、日常を楽しんでいるようで
実は全く楽しんでいなかったのです。
8年前まではアルコール依存症で、お酒なしには生きられない状態でした。
当時のことを思い出すととても恥ずかしいのですが
毎日毎日、自分のために酒を飲むことだけを考え
周りの景色が全く見えていなませでした。
そのため、世の中にほとんど貢献できない情けない存在でした。
アルコール漬けだったので、貢献の本質がわかっていなかったのです。
その後体調を崩して、断酒を決めたのですが
ここから、私は多くの本を読み、人生に目覚めていくのです。
お酒以外の世界があるとわかることで、自分の行動をついに変えられたのです。
だから、たくさんの物事を知ろうとするようになる。読書をしたり、旅に出たり、人に会ったり、境界を越えようとする。そうすることで、世界にはいかに自分の心を捉えるものがたくさんあるのかに気づくことができる。見えるものを増やしていくと、見えているもののそれぞれの意味を、深く刻んでいくことになる。これが、自分を深化させることになる。自分の内面世界を拡張していくことにつながる。汚れた水が入ってきたとしても、浄化する機能を持てる考になる.内面世界を濟のように大きくしていれば、簡単には汚されないようになる。
朝活や読書会に参加したり、ソーシャルメディアのご縁で
多くの人に出会うことで、私は自分自身で築いていた境界を超え始めたのです。
見えることを増やしていくと、過去の知識や体験と
それらが結びつくことで、自分を成長させられるようになります。
この内面世界の深化が楽しくなって、私はお酒のことを一切考えなくなりました。
最近ではインドネシアやドバイでのビジネスを考えるようになり
国境すら気にならなくなったのです。
変われば、変わるものです。
もし、人生を変えたいなら(アルコール依存をやめたかったら)
ジョン・キム氏が言うように たくさんの物事を知るために、まずは行動を起こすことです。
必要なことは、内面世界を拡張することである。そしてそれは、進化ではない。深化である。目指すのは、深化なのだ。深いほど、内面世界の面積は大きくなる。内面世界を拡張していくためには、幅広い好奇心を持つこと、学びの気持ちを持つこと。そして見たもの、感じたものを、自分の中で省察していく。自分なりに思索を積み重ねていく。そうすることで、自分の世界は静かに深まっていく。
特に、多くの人々の人生を疑似体験できる読書はおすすめです。
さまざまなジャンルの本をたくさん読み 書かれていることを実践することで
思考と行動をどんどん変えられます。
私は書評ブログを書き続けることで、多くの人に貢献できるようになり
人生が本当にハッピーになったのです。
もはや、アルコールのことを考えない人生になったのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Fingerpost II via photopin (license)
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