他人の奴隷になるのはやめよう!自分の価値観で生きる方法。

他人の価値観で生きるという傾向は、ビジネスの世界でも顕著になっています。マーケティングによって「世間はこういうものを望んでいる」と結論づけ、それに沿って製品開発をする。それはまさしく、他人の価値観で生きようとすることです。ソニーを始めとする日本企業が世界中を席巻していたころ、開発者たちは「自分がほしいから、こんな製品をつくろう」と考え、自分の価値観で仕事をしていました。他人の価値観に頼っているうちは、革命的な製品は生まれないでしょう。ここに日本低迷の大きな要因が潜んでいます。(陰山英男)

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日本が成長できなくなったのも、自分の価値観がなくなったからだという
陰山英男氏の言葉を読んで、価値観について考えてみました。
確かに、他人の価値観で生きることが、私たちの成長を妨げている気がします。
親や教師は、子供の価値観より、勉強ができる、できないを判断基準にして
子供の可能性の芽を摘んでしまっているのかもしれません。

いつの間にか、教師や親など他人の価値観を
自分の価値観だと思い込み(洗脳され)
自分が本当にやりたいことがわからなくなり
自分自身を苦しめているのです。
他人の人生を生きるこどほど悲しいことはありませんから
思考法を変えなければいけません。

では、自分の価値を認めるためには、どうすれば良いのでしょうか?
毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる池田潤著)に
そのヒントが書かれていたので、簡単にご紹介します。

私たちは、自分以外の誰かや何かによって振り回され続けている限り怖れを抱き続け、自分に自信を持つこともできなくなってしまうのです。ある意味それは、他人の奴隷になってしまう、ということ。自分に自信が持てないというのも、自分のことを誰か他人の価値観で評価したり、他人の価値観で判断しているからこそです。自分の基準でものを見ていれば、自分にOKを出すことだってできるはず。でも 、そこで OKを出さずに自分を否定してしまうのは、誰か他人の価値観で自分のことを判断してしまっているからなのです。(池田潤)

まずは、他人の価値観で、自分を評価することをやめてみるのです。
自分の基準を作って、一回自分の行動をチェックしてみましょう。
もし、他人の奴隷になっているのなら、自分のやりたいことを書き出すのです。
子供の時の夢や、自分が得意なことを洗い出して
他者の洗脳を今こそ解き放ちましょう。

本が好きなら無理して、人に合わせてスポーツをするのではなく
好きな読書で、世の中に貢献すればよいのです。
書評ブログを書いてみれば、あなたの価値観に共感してくれる人が現れるはずです。
私も自分の価値を認めて、書評ブログを書くことで、読者のみさなんの役に立てています。
こう思うことで、私の人生は過去に比べて何倍も楽しくなりました。
毎日、書き続けることが自分の自信にもつながり
書くことで私は幸せだと思えるようになったのです。
他人との比較をするのではなく、自分の楽しさを追及すればよいのです。

自分基準で物事を考えることをやめ、他人の基準、他人の価値観を受け入れて、それらに照らし合わせるかたちで自分を見たからです。他人基準で自分を見れば、足りないものなど無限に出てきます。しかし、自分基準で自分を見れば、足りないものなどありません。都合良く、自分にOKを出してしまえばいいだけのことだからです。さらに言えば、そうやって自分の基準で自分にOKを出さないと、いつまで経っても自分が望む人生を送ることはできません。望む人生を送っているようで、「自分のこの生き方は間違っているのではないだろうか?」とか「やっぱりああいうふうに生きたほうが幸せなのだろうか?」などと考えてしまうからです。

他人基準で自分をみると満たされなくなるという池田氏の指摘には納得です。
他人と比較していれば、足りないモノだらけで不満が頭をもたげます。
この思考法では、絶対に幸せにはなれません。
他者の視点ではなく、自分視点で今の自分を評価してみましょう。
私は多くのモノを所有いていますし、素敵な家族との生活を楽しんでいます。
大勢の仲間と日々クリエイティブなプロジェクトを動かせていて
とてもハッピーな時間を過ごせています。
こう考えると今の生活に感謝できるようになり
心が満たされ、幸せを実感できるのです。

他人の価値観で自分を見て、自分が好きなものを否定し、自分がやりたいことを否定し、やりたくもない、人から見て価値がありそうなことに惹かれているだけなのではないか。それは本当は自分がやりたいことでもないし、憧れているライフスタイルでもないから、やる気も出ないのではないか。実現できたとしても嬉しくないのではないか。自分の本質から離れたことをやっても、なかなか結果は出ないものです。人それぞれ向いているものも、望んでいるものも、理想のライフスタイルも、全て違います。「これが成功の形」というのはそもそもありません。100人いれば100人の成功の形があります。

私は夢リストを書き出すことで、自分のやりたいことが見つかりました。
こうやって毎日自分のやりたいことを書き続けていたら
自分の意識がポジティブに変わって、行動を起こせるようになりました。
やりたいことをブログやソーシャルメディアで宣言すれば
夢を一緒に実現してくれる仲間が、あなたを見つけてくれます。
自分の価値感と同じ仲間を持つことで、夢が実現するようになり
自分に自信を持てるようになるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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photo credit: marcell na kamenu via photopin(license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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