成功の掟(マーク・フィッシャー著)の書評

信念は、それを言葉に表し、繰り返し復唱することによってもたらされる。言葉は人間の内面とまわりの環境に対してはかり知れない力を持っているのだ。たいていの人間はこれにまったく気づかないか、活用しようとしない。いや、今言ったことは取り消そう。みな、言葉の力を活用している。ただし、たいていは自分の不利な方向に使っているのだ。言葉の力は絶大じゃよ。(マーク・フィッシャー)

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成功の掟
マーク・フィッシャー著)は、貧しい青年がミリオネアの老人に出会い
成功哲学を学び、成長していく様子を描いた物語です。
本書は目標を明確にすることが、成功の秘訣だと言います。
自分を稼ぎたい数字と期限を決めて書き出すこと
それを繰り返し、自分のセルフイメージをよくすることがポイントになります。

自分の夢や目標を言語化している人は、とても少ないのが実態です。
多くの人は、夢を書けば実現するという潜在意識のルールを話すと笑い出します。
逆に、成功者は自分のゴールを明確にイメージして
言語化し、それを毎日確認して、潜在意識に刷り込んでいるのです。

そのうちにあんたの内面で何かが少しずつ変わってくる。そしてゴールがだんだんと当然のことに思えてくる。あんたが今まで身につけていた狭いセルフ・イメージ、もっともそれはいまでは古びたイメージの断片に過ぎないが、それに代わって、これからはその新しいイメージがあんたの人生の最も主要な部分になるじゃろう。あんたの心が過去につくりあげてきたイメージを新しくつくり変えるのだ。そうすれば、あんたは好きなように自分の運命を変えることができる。そして、最終的に自分の運命を自分で支配するのじゃ。

マーク・フィッシャーは、本書で大多数の人間が
間違ったセルフイメージ(=自分は成功できない)を持ち続けたまま
人生を虚しく終えていくと指摘しています。
潜在意識の中に、悪いイメージが植え付けられれば
夢が叶うわけがないのです。

まずは、自分のセルフイメージを成功できると新しくつくり変えて
そのイメージを自分ゴト化していくのです。
「毎日、すべてにおいて私は向上していく。」という言葉を
アフォメーションにして、自分を成長させることを心がけましょう!

幸福になるための秘訣は、その日その日を、人生最後の日だと思って生きること。そして、限られた時間の中で自分がすべきだと思うこと、したいことを毎日精一杯やることだ。生きる時間が限られているということは、根本的には事実なのだからな。

また、明日がないと思うことで、行動を変えられると言います。
今日が人生最後の日だと思えば、日々全力で生きるようになります。
マーク・フィッシャーは次のような言葉も残しています。

ほとんどの人は行動を起こすのに「適切な時機を待つ」という過ちをおかします。成功へのスタートをきる適切な時機は今日なのです。やる時は今なのです。あなたが達成したいと思っている計画を書き出しなさい。かけようと思っていた電話をかけ、書くつもりでいた手紙を書くのです。それを今やるのです。

目標達成の計画書を書くのは今なのです!
また、会いたい人がいたら、今すぐ会いに行きましょう!
ソーシャルメディアですぐに連絡を取り合えますから
数分でアポイントを取れますから、メッセージを遠慮せずに送りましょう。
相手もあなたからの連絡を待っているはずです。

行動の最大化が人生を変えるキッカケになると私は気づけました。
私はマーク・フィッシャーの言葉を読み返すことで
先延ばしをしないように気をつけています。 
このブログを1日に3回更新できるようになったのも
マーク・フィッシャーのおかげなのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: Project 365 #299: 261010 The Sands Of Time via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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