オウィディウスと苫米地英人に教わるチャンスの見つけ方

チャンスはどこにでもある。釣り糸を垂れて常に用意せよ。こんな所では釣れないだろうと思うところにこそ、魚はいる。(オウィディウス)

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自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉
苫米地英人著)
の中には
素晴らしい言葉が幾つも紹介されていますが
古代ローマの詩人のオウィディウスの言葉は、何度読んでも刺さります。

著者の苫米地氏はこの詩人の言葉を進化させ
私たちにチャンスのつかみ方を教えてくれます。
まずは、自分のゴールを明確にしましょう。
チャンスを偶然に任せるのではなく、自分ゴト化してしまうのです。

チャンスはゴールを設定すれば、明確に見えやすくなります。今までチャンスを逃していたのは、あなたがゴールを設定していないから見えてていなかっただけなのです。チャンスを偶然に任せているようではいけません。つまり、「チャンスはどこにでもある」は正しいのですが「とりあえず垂らしておけ」ではダメだということです。

そして、チャンスを見つけたら、すぐに動くことがが肝心です。
よく言われることですが、チャンスの女神には後ろ髪はありません。
また、そのチャンスの女神は、他の人にも微笑んでいるのです。
ライバルに負けないために、チャンスを見つけた瞬間に動けるように
いつも準備しておくのが正解なのです。

ゴールを設定してチャンスを見えるようにしろという考えは、現代的な認知科学では正しいですが、さらに言うなら垂らして待っている必要すらないわけです。私に言わせると「チャンスを見た瞬間に飛び込んで捕まえろ!」です。ランダムに釣り糸を垂らしていますと、無限の釣り糸が必要になってしまい、無駄が多いし労力もいります。だから、方法論としてベストではありません。

また、ゴールを明確にしておくと無駄がありません。
余計なことに労力を使わずに、自分のやりたいことに集中しましょう。
これだけの情報があふれているのですから
的確な情報を集めることを日頃から意識しておくのです。

さらに、チャンスを増やす方法も教えましょう。それは情報です。いかに正確に早く情報を入手するかで、成果はかなり変わります。そのために必要となるのが、「情報の整理」です。掴んだ情報は正しいのか、正しくないのか。正しくなければどこが間違っているのだろうかと、冷静に分析する意識を持っているだけで、チャンスを見逃しにくくなります。

チャンスを見つけるためには、絶えず、ゴールを意識することです。
私は、ビジョンボードに自分の夢を描き
日々、見返すことで、自分の潜在意識に夢を刷り込んでいます。
この結果、自分に必要な人や情報が私の元に引き寄せられるようになりました。
情報の取捨選択に直観力を活用することで
チャンスが運ばれ、面白いことが起こるようになったのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Fishing at Lake Mulwala via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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