今の時代、あらゆる問題は「食」から来ているといってもいいでしょう。正しい食生活を送っていれば、病気にもなりにくいし、問題も起こりにくいと思うのです。(佐藤初女)
正しい食生活が人生をよくするという佐藤初女氏のメッセージが響きます。
体のためには食材にこだわったり、手作りのものを選びたいものです。
「いのち」を養う食 森のイスキア 佐藤初女さんより、
幸せな食卓のための50のメッセージを読むと食の重要性がよくわかります。
私たちは、体と心のための食事をちゃんと食べているのでしょうか?
食事というのはさまざまな食材から 「いのち」をいただくわけですから、必ず元気になるんです。理屈も何もなく、とてもストレートなことなんですね。ちゃんと食べれば頭も働くようになって、考え方も変わってきます。そして、みんなでいっしょに食べるということも大切です。現代は家族がバラバラに食事をする 「個食」が増えていますが、子どもが一人で食事をするのは、やはりさびしいと思います。
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防できるのです。
医食同源という昔からの考え方を私たちは忘れがちです。
多様なしっかりした食材を食べることを意識するだけで
私たちは、必ず元気になれるのです。
家族や友人と一緒にご飯を食べることも大切です。
できるだけ「個食」を避けて
笑顔で食事をすることを心がけるだけで、元気を取り戻せます。
昔からの人間らしい食事を思い出す、そんなシンプルなことすら
私たちは、忙しいと言って、忘れがちです。
週に何回かは家に早く帰って家族と一緒にご飯を食べたくなりました。
自分だけでなく家族との食事を変えることで、子供達の健康も守れるのです。
食事というのは食材の『いのち』をいただくことなんですよ。牛や豚や鶏、魚や野菜に宿る『いのち』を大事に扱って、料理としていただくことで、私たちの体の中に入って元気が出てくるわけです。でも、食材を人だと考えてみてください。たとえば、私たちがもし冷凍庫に入ったり、電子レンジにかけられたりしたら、死んでしまうでしょう?それと同じで、冷凍食品には『いのち』は宿っていないんです。だから、『いのち』のある新鮮な食材から、料理を作ることが大切なんですね。
食材に「いのち」のあるものを選ばないと、体は元気になりません。
肉や魚、野菜に宿る「いのち」を大事に扱ったり
しっかりと料理されたものを選ぶことを習慣化しないと
体も心も健康にはできないのです。
加工食品や冷凍食品には、「いのち」は宿っていないません。
便利を基準にしていると、やがては体を蝕まれてしまうのです。
現代社会の食は、工業製品化していますから
食の「いのち」を絶えず意識しないと、加工食品中心の食事となり
その結果、健康を害してしまうのです。
佐藤初女氏の森のイスキアを訪ねる人の多くは
食事の偏りによって、健康を害していると言います。
しかし、旬な食材、心のこもった料理を食べれば
あっという間に心と体の健康を取り戻せるのです。
本書を読むことで、いのちを養う食の重要性がわかります。
自分をよくするために食事をしっかりと選びたいものです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます!
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