まずは、なりたい自分のビジョンを描くこと。次はあたかもそれが実現したかのようにふるまえばいいだけです。(アーノルド・シュワルツェネッガー)
なりたい自分を見つけたら、それになりきれ!という
アーノルド・シュワルツェネッガーの話はとても参考になります。
自分にはできないと考えるのではなく
未来の理想の自分をイメージして、なりきってしまうのです。
その時に、小さな一歩を踏み出すことが大事なのです。
初心者の進歩は小さな成功の積み重ねであるべきで、大きな期待と共に一歩一歩の前進を楽しみにするべきだ。(アーノルド・シュワルツェネッガー)
私は断酒した時に、本を出版するという目標を決めました。
出版するあては何もなかったのですが、子供の時の夢を思い出し
著者になることで、自分を変えてみようと思ったのです。
本を書くと決めた2007年は、海外でソーシャルメディアが盛り上がった年でした。
このトレンドはやがて日本にも押し寄せてくると考え
私はTwitterやFacebookを使い始めました。
翌年には日本でもiPhoneが発売され、世の中が変わると確信した私は
iPhoneとソーシャルメディアの専門家になることを決め
ブロガーやジャーナリストとの交流を深めました。
当時、松村太郎さんといろいろなビジネスを行っていたこともあり
彼をメンターにして、わからないことをなんでも質問しました。
彼の力を徹底的に借りることで、理想の自分を目指したのです。
彼はおじさんにもわかるように、丁寧にソーシャルメディアを教えてくれました。
彼のアドバイスのおかげで、私はツイートを続けることができたのです。
また、アウトプットすることで、情報が自分の所に集まるというルールを教わり
私はソーシャルメディアのアウトプットを加速しました。
投稿を習慣化したことで、Twitter界隈でも、だんだんと認知されるようになり
2009年にはワクワクしながら、投稿できるようになっていました。
そして、2010年に新たなチャレンジを始めました。
USTREAMを活用して、著者のインタビュー番組や
ソーシャルメディアをテーマにした番組を開始したのです。
出版をするのなら、著者や編集者に会う場を作ることだと考えて
毎週ゲストを読んで、いろいろなテーマで議論を始めたのです。
著者の本を読んでインタビューしたり、コンサルタントたちと激論を交わす中で
私はいろいろな人の思考をモデリングするようになり、変化できうようになったのです。
信じられないことに、番組を始めてからわずか一ヶ月で出版のチャンスが訪れたのです。
番組に参加した編集者の方から、いきなり出版のオファーを頂けたのです。
著者のインタビュー番組がキッカケになり、私はあっという間に夢を実現できたのです。
私が本を出版できた理由は簡単です。
自分の人脈を最大化して行ったことで、運良く編集者の方に会えたのです。
松村太郎さんや自分の知り合いの著者に番組出演をお願いして
編集者のネットワークを拡大したことが、出版に繋がったのです。
USTREAMで本の紹介をしている人が当時いなかったので
周りの人が面白がってくれたのもよかったのでしょう。
いろいろな方が番組に出演くださり、スタジオに人が集まってきたのです。
著者やコンサルタントの方々と話をしているうちに
自分にも本が書けると思えるようになったのも大きかったかもしれません。
ソーシャルメディアの投稿を始めて
それを続けたことと遠慮せずに人の力を借りれたことが
私にチャンスを運んできてくれたのです。
photo credit: 032 Paris – Musee Grevin – Arnold Schwarzenegger via photopin (license)
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