何かをしたい者は手段を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける。(アラビアのことわざ)
以前の私は言い訳を考える天才でした。
自分の怠惰を認めたくないがために、いつも言い訳を考えていました。
しかし、これは時間の無駄で、何も生み出しませんでした。
言い訳を考える暇があれば、行動を起こせばよかったのですが
私は大好きなお酒に逃げていたのです。
「忙しいから」「今は時間がないから」と言っていた割に
私は同僚や取引先と毎日お酒を飲むことで、時間を浪費していました。
飲み屋では、未来の夢を熱く語るのですが
翌日にはそのことを忘れて、新しいチャレンジをすることはありませんでした。
物事を始めるチャンスを、私は逃さない。たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、芽を出し、根を張ることがいくらでもあるのです。(ナイチンゲール
9年前に断酒をしたのですが、私は自分の人生を変えるために
コーチングを受けることにしました。
プロフェッショナルのコーチからビジネスや生き方のアドバイスを受けたかったのです。
アンソニー・ロビンズやブライアン・トレーシーの本を読んで
自分にもコーチが欲しいと思っているうちに
偶然コーチの新堀進さんにお会いしたのです。
新堀さんは、あのスティーブ・ジョブズとも仕事をしたことのあるビジネスマンで
外資系の会社での経営経験も豊富でした。
こういった経歴やコーチングの手法を教えていただき
私は値段も聞かずに新堀さんにコーチングをお願いしていたのです。
私は新堀さんのコーチングを通じて、自分の夢を思い出しました。
私はコーチに言われた通り、やりたいことを書き出し、夢リストを作成しました。
リストを書いているうちに、夢がほんの少し自分の方に近づいてきた気がしました。
次の面談時に、私はコーチから「何を実現したいですか?」と質問され
とっさに「本を書きたい!」と答えていたのです。
ここから私の人生は変わり始めたのです。
出版という夢を意識し始めると、私の行動は変わり始めました。
周りの著者や出版社の友人に会いに行き、話を聞くようにしたのです。
新堀さんからは、定期的にアドバイスをいただいていたのですが
夢のための行動をスタートしたことを報告すると「素晴らしい!」と褒めていただくと同時に
「徳本さんなら、必ずできますよ!」と応援の言葉もいただけました。
これが、私のモチベーションとなり、ますます行動できるようになったのです。
そのうちに私はソーシャルメディアという手段を手に入れ
USTREAMを使って、著者のインタビュー番組を始めることにしました。
著者との対談をコンテンツにして発信することで、著者への貢献を考えたのです。
これにより私は直接著者からアドバイスしてもらえるようになり
自分の行動を改善できました。
また、ゲストから著者や編集者を紹介してもらえるようになり
私の人脈はどんどん大きくなったのです。
インタビュー番組の他にも、USTREAMの番組をいくつか手がけるうちに
私は編集者と出会い、出版のオファーをいただけたのです。
コーチに夢は実現すると教えられ、ソーシャルメディア(手段)を活用することで
私はチャンスをゲットしたのです。
言い訳を封印して、コーチングを始めたこと
ソーシャルメディアを活用したことで、私は夢を実現できたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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