私たちは誰でも幸運であり不運でもある。不運に見舞われても我慢して前に進みつづけることができる人は、幸運がやって来たときに、たまたまそこにいて幸運をつかむことができる。(ロバート・コリアー)
人生を変えるために、絶対に読んでおいたほうが良い本というのがあるのですが
リチャード・ワイズマンの運のいい人の法則は間違いなく、その中の一冊です。
実際、数年前に本書を読んでから、私の人生は変わり始めました。
今回、再読する中で、いろいろな気づきをもらえました。
世の中には「運のいい人」と「運の悪い人」がいるのですが
本書の著者のリチャード・ワイズマン博士は、「運の科学的研究」から
何が幸運をもたらすのかを調査し続け、10年かけて
「運のいい人」に共通する「四つの法則」を見つけたのです。
運のいい人は理想のパートナーと出会い、生涯の夢を実現させて、
望みどおりの仕事につき、幸せで意義のある人生を送る。 特別に努力をしたからでも、驚くような才能があるからでも、 人並みはずれて頭がいいからでもない。ただ、 正しいタイミングで正しい場所にいる不思議な才能があるらしく、 不公平なくらい幸運に恵まれているのだ。運のいい人は、 どうして何もかもうまくいくのだろう。(リチャード・ワイズマン)
確かに、私の周りにも「運のいい人」と「運の悪い人」が両方います。
「運のいい人」は幸せ街道まっしぐらで、次々良いことを手に入れています。
逆に、「運の悪い人」はいつもひどいことが起こり、自分の不幸を嘆いています。
両者の間には、確かに大きな違いがあるようです。
人生にとって最も決定的な要因は、
最も些細なことから生まれるものだ。(アルフレッド バンデュラ)
アルフレッド・バンデュラがいうように、運の良い人は些細なことを大事にしています。
彼らは小さな偶然の出会いに可能性を感じています。
本書にはレーガン大統領夫婦やバフェットの成功談が書かれていますが
みな、成功者は人との出会い(ご縁)を大切にしています。
彼らは、「幸運は偶然ではない。幸運はどこにでもある。 」と考えているのです。
小さなきっかけを見つけるのが、とても上手で
あたかも良いことを引き寄せるように生きています。
運のいい人は、いつも偶然のチャンスに巡り合う。
自分の人生にとって大きなプラスになる人と偶然、会ったり、 新聞や雑誌を読んでいて、 たまたま面白そうな記事に気づいたりするのだ。一方、 運の悪い人はそのような経験がめったになく、 たとえばスティーブンのように、 自分の人生にとってマイナスにしかならない人と出会ってしまう。運のいい人は自分でも理由がわからないまま、 正しい選択をしているものだ。(リチャード・ワイズマン)
また、運のいい人には、不運を幸運に変える力があるということもわかってきました。
本書でリチャード・ワイズマンは、「運のいい人」に共通する「四つの法則」を紹介しています。
実際、私も数年前にこの法則に気づいてから、良いことが起こるようになりました。
不思議な出会いが、人生をどんどん変えてくれることに気づいたのです。
■法則1 チャンスを最大限に広げる。
運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。
■法則2 虫の知らせを聞き逃さない。
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする。
■法則3 幸運を期待する。
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。
■法則4
不運を幸運に変える。 運のいい人は不運を幸運に変えることができる。
さあ、今日からでも遅くありません!
この「四つの法則」を信じて、自分の行動を変えてみましょう!
私の運が良くなったように、あなたの運も良くなるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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