最悪なのは 「忙しいから寝る時間を削る」という発想です。もちろん、どうしても睡眠時間を削らなければならない状況もあると思いますが、それを当たり前にしてはいけません。睡眠時間を削ることは、記憶が定着する時間、思考が整理される時間を削ることと同じだと考えて下さい。しかも、疲労も回復されにくいので、起きている間にも脳がよく働かない。その蓄積が、やがて物忘れや思考の混乱となって表れます。(築山節)
12月は忘年会が多く、帰宅時間が遅くなり、睡眠時間を減らしてしまいました。
その結果、脳も体も疲れてしまい、生産性が下がってしまいました。
今日から、年末年始の休みになったので、睡眠をしっかりとろうと思います。
築山節氏は脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高めるの中で
脳と睡眠の関係について、明らかにしています。
いくら忙しくても、睡眠を削るのはよくありません。
睡眠を減らすことで、思考を整理する時間を削ってしまい、生産性を下げるばかりでなく
疲れによて脳が働かなくなり、物忘れや思考を乱してしまうのです。
年末年始には夜更かしをしがちですが、これはよくありません。
今年の脳の疲労をなくすためにも、規則正しい生活をすべきなのです。
せっかくですから、この年末年始で入眠儀式を取り入れて、睡眠の質を高めましょう!
毎日、就寝前に同じことを繰り返すと、よく眠れるようになるのです。
毎日、寝る前に同じ行動をするのも有効です。これは「入眠儀式」と呼ばれる一種の自己催眠で、たとえば夕食後、片付け→勉強→入浴→明日の準備→読書→就寝……という一連の行動を毎日繰り返していると、その活動の後には必ず眠りたくなってきます。朝と夜の活動はパターン化されていていいのです。
私は入浴→読書→その日の振り替えりと感謝を儀式にしています。
確かにこの習慣のおかげで、睡眠の質が以前より上がったようです。
入眠儀式をもっともっと意識して、良い睡眠を習慣化したいものです
脳が疲れている日にはリラックスを心がけるとよいと築山氏は以下のように言っています。
脳が疲れている夜は、感情系に癒しを与えつつ、
情報を蓄えるのに適した時間です。 自分なりのリラックスタイムを楽しみながら、今日あったこと、 明日するべきことを大まかにまとめておくと、 寝ている間に思考が整理されます。「 良い結論が出るまで寝てはいけない」と考える人がよくいますが、 これは逆で、寝ないから良い結論が出ないのかも知れません。「 睡眠も思考の一部」と考えて、早く寝るようにしましょう。 十分に寝て、 起きてから熟考する習慣を身につけた方が絶対に合理的です。
脳は寝ている間も働いてくれますから、何か気になることがあったら
少しだけ情報を入れて、寝ている脳に思考を整理してもらうとよいと言います。
遅くなった夜は無理をせずに、できるだけ早く眠るようにしましょう。
今日の振り返りと、明日やるべきことを大まかにまとめ、眠ることで
脳が良い結論をもたらしてくれるのです。
「睡眠も思考の一部」だという考え方をこの年末年始に取り入れてみましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Aimee in Bed via photopin (license)
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