「これまで思考」と「これから思考」?どちらが成功の確率が高いのか??

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。(福沢諭吉)

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ハーバードビジネスレビューを読んでいて、面白い記事を見つけました。
シカゴ大学の心理学者ミンジュン・クーアイエレット・フィッシュバック
これまで思考」と「これから思考」のどちらが成功の確率が高いのかを研究しています。

「これまで思考」=目標達成を目指している人が、すでに達成した過程に注意を向ける。
「これから思考」=達成への今後の道のりに注意を向ける。

人はモチベーションを維持するために、これら2つの考え方のうちどちらかを選びます。
クーとフィッシュバックの二人の研究によると、目標達成に向けて努力している時に
これまでの道のりを振り返ってばかりいると、中途半端な達成感が生まれてしまうそうです。
その結果、途中で失速し始め、ゴールにたどり着かないのです。
「これまで思考」は、今すぐやめたほうが良さそうです。

逆に「これから思考」が、効果があることがわかっています。
たとえば、重要な科目の試験に向けて準備している大学生では
教材で学習すべき部分があと52%残っていると告げられた学生のほうが
48%を学習し終えたと告げられた学生よりも、モチベーションが大幅に高かったそうです。
人は途中まで手をつけたものを達成しようと考えることで
モチベーションを上げられるのです。

つらい道を避けないこと。自分の目指す場所にたどりつくためには進まなければ。(キャサリン・アン・ポーター)

過去にやったことに満足するのではなく、これから思考をすることで
達成率が高まるのですから、思考を未来型に変えていきましょう!
ゴールを目指してカウントダウンしていくことで、生産性を上げていくのです。

私は朝一にブログのアイデアを下書きしておくことが多いのですが
1500文字目標に対して、800文字書いていたら
あと半分書けばよいと考えるようにしています。
少しでも下書きを書いておけば、完成させようという意志が働き
ブログを継続できるようになるのです。

途中まで書いた下書きを投げ出してしまうのはとても勿体ないことなのです。
そのブログを書き上げることで、誰かに見つけてもらったり

チャンスを引き寄せられると考えるのです!
絶対に途中で諦めないことが、肝心なのです。

本当に不幸なのは、できることを未完のまま放り出し、理解もしていないことをやり始めてしまう人々だ。彼らがやがて嘆くのも無理はない。(ゲーテ)

ブログを書きあげるためには、モチベーションが大事ですが
1日に3本書くと良いことが起こると私は自分にいつも言い聞かせています。
朝昼晩の隙間時間にアイデアをiPhoneのEvernoteに残しておき
パソコンを開けるタイミングで、WordPressに下書きをしておくのです。

隙間時間を活用して下書きをすると同時に、「これから思考」を取り入れれば
ブログを習慣化できるようになります。
ぜひ、ブログを習慣化できない人はこの方法を試してみてください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: A Mantronix Lightshow via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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