何か有意義なものを生み出すのなら、こちらから攻めていかなければならない。座って待っていてはダメだ。ほとんどの人は、夢遊病患者のように自分の人生を歩き過ぎていくだけだ。自分が何をどうしてすべきなのか。そして、それは本当にやる価値があるのか問うてみる者は少ない。自分を取り囲む文化が提示する価値観を、または親や友人の価値観を疑いもせずに吸い取って生きているだけなのだ。(ロッド・ジャドキンス)
「クリエイティブ」の処方箋―行き詰まったときこそ効く発想のアイデア86
(ロッド・ジャドキンス著)が面白いです。
私たちは、子供の時に持っていたクリエイティブマインドを
大人になるにつれ、失っていっています。
親や教師から、創造力を使わないように調教されてきた結果
最も大切な力を、自分の中にしまいこんでしまっているのです。
しかし、これでは、クリエイティブな人にはなれません。
私たちは人生を豊かにするために、今こそ行動するべきなのです。
物書きになりたいのなら、そこに座って最高のアイデアが降りてくるのを待ってないで、まず書き始めてみる。
このロッド・ジャドキンスの言葉こそが、真理なのです。
書きたいことがあれば、今すぐ書き始めればよいのです。
私はブロガーになると意識を変えてから、毎日記事を更新できるようになりましたが
自分には、まだまだ書けるはずだと叱咤激励しています。
ブログを書くことが楽しいのですから、まだまだ可能性は無限なはずだと
自分の未来をポジティブに捉えられるようにすることで
やる気がフツフツと湧いてくるようになったのです。
PVが伸びないのは、量と質が足りていないからだと
最近では思えるようになり、書く量を増やすことをとにかく意識しています。
何か有意義なことを生み出しているときは、誰でも生き生きするものだ。大切なプロジェクトならば、創造性のエンジンに火が点くのだ。絶対に大事なことをやっていると信じる者は、持てる時間と活力のすべてを注ぎ込むことができる。大事なのは、自分にとって大事なことをやるということなのだ。
ブログを書くことが、自分にとって有意義なことだと気付いてから
私の人生は、以前に比べ、はるかにハッピーなものになりました。
しかし、今の私には、足りていないことがたくさんあります。
ブログの価値を高めるために、まだまだやれることがあるはずです。
クリエイティブな成功を手にした人とそうでない人の違い。それは、ほぼ100%間違いなく、自分を磨く努力をしたかどうかで決まる。成功する人は、考えられないような時間と労力を費やしてよりよい結果を出そうとし、そうすることで能力がさらに増幅されていく。あなたよりいい結果を出している人がいたら、その人はほぼ間違いなく、あなた以上に自分を伸ばすことに時間を割いている。
ロッド・ジャドキンスの言葉によって、私はやるべきことが見えました。
今の私に足りていないことは、質と量へのこだわりと
新しいことへのチャレンジなのかもしれません。
書評の幅を広げたり、面白い情報を発信する努力が不足していました。
自分の経験を最大化しない限り、面白いブログは書けません。
私は今の自分に安住していたのかもしれません。
あるいは、本のセレクトや書評の切り口が単調になっていたのかもしれません。
何かを捨てないと新しいモノは手に入りません。
いつもの自分を疑うことがクリエイティブ力を養う鍵だとすると
今の私には、正にそれが足りていないのです。
あなたは、自分が役不足だと感じるだろうか。他の人たちほど才能がないのだろうか。結構なことだ。それこそが上を目指す原動力なのだから。自分に満足している人は、何も生み出していない人だ。それは虚栄心に酔ってふんぞり返って座っている人でしかないのだ。
本書の天才たちのケーススタディを読むことで、創造性の価値を理解できました。
他人の目を気にしたり、つまらぬことで悩むのをやめて
自分の信念に従い、行動することが正しいのです。
行き詰まった時に、前進する勇気をもらえるオススメの一冊です。
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