「小さく動いて」自分を変える!(ライアン・バビノー&ジョン・クランボルツ)
ライアン・バビノー&ジョン・クランボルツの
一歩踏み出せば昨日と違う自分になれる!の中の
マイクロアクション(小さく動く)の話に、とても共感を覚えます。
私たちは先延ばしをやめて、今すぐに小さな一歩を踏み出した方がよいのです。
スタンフォード大学のロバート・サットン教授によると
「最近では少し高めの目標は時代遅れで、非生産的である」と考えられるようになりました
また、ハーバード大学のテレサ・アマビール教授は
「プレッシャーの大きい職場環境は、新しいアイデアや創造性を損なうことが多い」と指摘しています。
やる気を持続させるためには、小さな成功を繰り返すことが重要です。
私たちは前進していると感じられる環境に身をおくべきなのです。
ライアン・バビノー&ジョン・クランボルツの二人は
大きな目標を目指すと挫折してしまうわけを以下のように整理しています。
・課題が大きすぎて圧倒され、
アクションを起こせなくなってしまう
・問題がより複雑でややこしくなる
・達成感が先でしか味わえないので、日々のやる気が挫かれる
・相当な時間と労力が必要になるので、コストとリスクが増す
・ひとつの目標にのめり込みすぎてまわりが見えなくなり、 チャンスに気づきにくくなる
・自分の強みを生かすより、一番骨の折れる方法を選択、実行してしまう
・ゴールで得られるものだけに目が行き、 そこに行き着くまでの進歩やフィードバックから恩恵が受けられな い
今時の成功は、小さな行動から始まります。
大きな目標だけだと、時間やコストがかかり、ベンチャーにとって現実的ではないのです。
複雑な問題を扱うときには、できるだけ小さく噛み砕き、達成しやすい目標にするのです。
一旦小さな目標が達成されれば、次の成功を引き起こす力が発動される。(カール・ワイク)
私たちは大きな目標の前では、恐れをなしたり
何から始めて良いのかがわからなくなり、行動できなくなってしまうのです。
しかし、小さなアクションであれば、今すぐにスタートできます。
小さいゆえに私たちは簡単にゴールに到達できます。
この成功体験から自信が生れ、行動できるようになるのです。
ここから次のステップが始まり、いろいろな人を巻き込めるようにもなります。
協力者や新たなチャンスに巡り会ううちに
プロジェクトが大きくなり、予想もしなかったゴールにたどり着けるようになるのです。
小さな成功体験の積み重ねが大きな成功をもたらすのです。重要なのは、特定の目標を追求することではなく、とにかく動いて変化を起こすことです。アクションは、小さければ小さいほど、そして簡単なら簡単なほど効果あり1です。小さな成功体験アブローチの特徴のひとつは、自分の起こしたアクションが自分をどこに連れて行くのか分からないことです。だから、真っ直ぐ歩かなくては、と思う必要はありません。ただ、小さなステップを楽しみながらたくさん踏み、思いがけない場所に連れて行かれるドキドキ感を堪能してください。(ライアン・バビノー&ジョン・クランボルツ)
小さな成功は、不安やストレスを減らしてくれます。
アクションを起こすのもつらくなくなります。
小さなステップを仲間と楽しむために、周りの人をどんどん巻き込みましょう。
自分の生活の中にあるリソースや社会的つながりを活用すれば、コストもかかりません。
サポートしてくれる人、フィードバックをくれる人
他の人と引き合わせてくれる人は誰かを考え、協力を求めるのです。
自分のアイデアを試し、周りの人たちからワクワクなアドバイスをもらうのです。
この繰り返しによって、サービスやプロダクトが良くなっていきます。
とにかくこの小さな動きであるマイクロアクションを楽しむのです。
これこそが、成功するために必要なステップなのです。
Googleやピクサー、スクエアもこのやり方で成功していますから
心配せずに、最初の一歩を踏み出しましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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