現代人は昔と比べると、安全な生活環境にいる。だから、人類に受け継がれてきた 「恐れ」のスイッチが入ることが、個人的成長や夢の実現を大きく阻害する場合がある。私たちが感じる不安には、多くの場合、根拠がない。この本能は、それを必要とした時代の名残なのだ。現代人は、もっと自由な挑戦が許される社会で暮らしている。ほとんどの不安には実体がないと気がつけば、もっと豊かに生きることができる。それに加えて、うまくいかなかった場合に備えて代案を考えておけば、平和で穏やかな心理状態で暮らせるはずだ。(エリック・ベルトランド・ラーセン)
エリック・ベルトランド・ラーセンが書いた
ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えようの中に
恐怖を克服する方法が書かれていました。
恐怖を感じたり、不安に思っていることにチャレンジした場合の
最悪な結果をまずはイメージしてみましょう。
チャレンジした結果を徹底的に考えれば
それほどひどいことが起こらないことがわかります。
脳は過去に自分がやったことのないことに対して、多くの不安を感じます。
未知なものにネガティブなイメージを抱いてしまうのです。
それは、私たちの本能がそうさせているのです。
人間には生存本能がある。何千年も前、野生動物や敵や環境といった脅威のなかで生き抜くために、これが非常に重要な役目を果たしていた。恐怖を察知し、未知のものから逃げるという本能は、人類存続のメカニズムとして欠かせないものだった。
私たちの祖先は、野生動物や危険な環境にさらされていたため
未知なるものを避けることで、生き延びようとしていました。
私たちは未知なるものを避けるようにデザインされているのです。
しかし、エリック・ベルトランド・ラーセンが指摘するように
私たち現代人は、とても安全な環境で暮らしています。
未知なるものは、昔ほど多くありません。
恐怖に感じているものを書き出してみれば
それがたいしたことではないことがわかります。
頭の中で不安が勝手に増幅して、恐怖心を感じているだけかもしれません。
恐怖心を克服して、チャレンジすれば、よい結果が得られます。
たとえ、失敗したとしても、その体験が、自分の可能性を広げてくれるのです。
ほとんどの不安には、実態がないのですから
無駄に悩むのはやめたほうがよいのです。
恐怖の対象を明確にして、解決策を考えてみましょう。
本を読んで学んだり、体験者に会ってアドバイスを受ければ、気持ちが楽になるはずです。
一アクションを起こせば、恐怖に思っていたことが、楽しいことに変わったりします。
私は、大学時代に飛行機が怖かったのですが
世界を旅するための必需品と意識を変えることで、恐怖心を克服しました。
もしも、今でも飛行機を怖がっていたら
海外でのビジネスなど考えもしなかったでしょう。
飛行機への恐怖心をなくしたことで、自分の可能性を広げられたのです。
チャレンジの障壁になっているものがあったら
今すぐ書き出して、対処法を考えてみましょう。
仲間やソーシャルメディアに相談すれば
たいがいの問題をあっという間に解決できるはずです。
現代人には、自由な挑戦が許されているのです。
飛行機やインターネット、クラウドファンディングなど多くのテクノロジーが
あなたの夢をサポートしてくれるのですから
恐怖心を克服して、どんどんチャレンジしていきましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
コメント