3Dをやめることで、自分を簡単に変えられる!

私は「でも」「だって」「どうせ」という3つの言葉を「3D」と呼んで意識するようにしている。なぜかと言えば、この3Dのあとにどんな言葉が続くか考えてみればすぐにわかる。(田口智隆)

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「でも」「だって」「できない」
の3Dを口にしないことがとても大事です。
3Dは、結果を出せない人の口癖なのです。
以前の私はこの3Dを多用することで、自ら負け組になっていました。
3Dを口にすることで、いつの間にか自分にブレーキを踏んでしまい
ネガティブな世界から抜け出せずにいたのです。

飲んでいる頃は、毎晩飲み屋で愚痴を言い合い、自分を慰めていました。
「でも」と言っては自分をかばい、「だって」とネガティブな言い訳をし
「どうせ」の後に、自己否定の言葉を続けるなどが、当時の習慣でした。
周りの仲間も、私と同じように3D症候群にかかっていたのです。

仲間内での口癖は、他の人との会話の際にも出てしまいます。
これにより、相手の印象を悪くしてしまうのです。
9年前に断酒をした時に、私は自分の言動や行動を見直しました。
まずは、悪い口癖を封印することにしました。
「でも」「だって」「どうせ」の3Dを使うのをやめることにしたのです。
始める前から自分を否定していては、何も始められないと考え
積極的に行動するようになりました。

「どうせ」で始めると憂うつなことも、「どうせなら」で始めれば面白くなる。(中山庸子)

「どうせ」を「どうせなら」に言い換えることで、マインドをポジティブに変えたのです。
このように言葉の使い方を変えるだけで、気分を明るくできるのです。
言葉をポジティブにすると、嫌なことがあっても逃げなくなります。
ピンチをチャンスだと思えるようになります。
このように口癖は人の性格を変えてしまいます。

良い言葉を使うと、ポジティブな人たちが集まってきます。
言葉の使い方を変えるだけで、良い人脈が手に入るのです。
ポジティブな人は、私がネガティブな言葉を使うと
いつの間にか上手に話題を変えてしまうことに気づきました。
私はこれをモデリングすることにしたのです。

グチは一度目は聞いてあげよう。二度目は話題を変えてあげよう。(斎藤茂太)

斎藤茂太氏のこの言葉を、その時参考にさせてもらいました。
なんども愚痴を言われると、空気が悪くなっていきます。
いくら良い関係でも、悪い言葉が続くとお互いのためになりません。
愚痴は一度だけ聞いてあげて、次からは話題を変えるようにすれば
以前の私のように、相手も気づいてくれます。
自分の周りから3Dをなくすために、上手に話題を変えればよいのです。
これで周囲の人をポジティブにできるようになり、最終的には自分のためになるのです。

「今はできない」を、「絶対できない」と間違えないように。(斎藤茂太)

ネガティブな言葉を変えることで、自分の未来を良くできるのです!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

photo credit: Grimsby Street lips / HNRX via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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