達成計画や期限なしの目標を設定することは、目標自体を設定しないにも等しい。(オグ・マンディーノ)
目標を設定することは、とても重要なことですが
実現するために注意すべきポイントが二つあります。
一つは具体的な計画を作成すること
そして、もう一つがデッドラインを設定することです。
オグ・マンディーノは、この2つがなければ
目標を設定しないのと同じだと言っています。
当然、具体的な計画を作っても、すべてがうまく行くわけがありません。
締め切りをつくっても、その日までに実現するかもわかりません。
しかし、日付を明確に区切り、プランを作らなければ
人は安易な方向に流され、なかなか行動を起こせません。
毎日、目標と進捗を確認しない限り、目標はなかなか達成できないものです。
「成功」のルール 今日から人生を変える10の教え / オグ・マンディーノ 【単行本】 |
最初の計画が低い目標しか目指していなかったら、達成できるのはそれ以下だろう。(ウィリアム・フォスター)
また、目標はできるだけ大きく設定しないと、小さなことしか実現できません。
目先の目標だけでなく、3年後、5年後の目標を書き出して
自分の行動指針を具体的に作らなければ
何もしないままただただ時間を浪費してしまいます。
私は20年間アルコールに依存し、時間を無駄にしてきました。
いつかは本を書こうと思っていましたが
私はお酒に流され、一切目標を明確にせず、行動も起こしませんでした。
文章を書かなければ、本を出版できるわけがないのに
自分は絶対に未来に出版できるはずだと妄想していました。
しかし、そのいつかは訪れないまま、20年以上の時間が経過し
ようやく、私は目標のための具体的な計画を作り始めたのです。
44歳の時に本を書こうと決めて、まずは断酒し、生活を改善したのです。
朝型のライフスタイルに変え、文章を書くことを習慣にしました。
その後、47歳の時に絶対に本を出版すると決め
ソーシャルメディアで積極的に情報発信したり
出版関係の人たちにアドバイスをもらうことで
わずか数ヶ月で出版の夢が実現したのです。
Twitter、Facebook、Ustreamのおかげで、私はある編集者に出会い
著者として本を出せるようになっていたのです。
もし、44歳の時にお酒をやめていなかったら
もし、本を出版すると決めていなかったら
もし、ソーシャルメディアで情報発信していなかったら
私は本を出版できないまま、未だにつまらぬ人生を送っていたことでしょう。
一冊目の本を出す直前に、全くアテなどないのに
私は1年以内に次の本を出すと決めました。
一冊の出版だけでは、絶対に終わりたくなかったのです。
そこで、書き続けることを選択し、ブロガーとして記事を書き続けることにしたのです。
それ以来、毎日必ず記事を公開することを決め
1日も休まず情報発信を続けています。
そして、5年経った今、私は書くことが楽しくて仕方がありません。
書くことで、今に集中でき、幸せな時間を過ごせるようになったのです。
本を出すというサラリーマンにとっては、比較的な大きな目標を設定し
ブログを毎日更新すると決めてから
私はインプットとアウトプットを最大化してきました。
ブログのネタ探しのために、今まで以上に本を大量に読むようになったのです。
ビジネス本ばかりではなく、いろいろなジャンルの本を読み始め
私の中で情報と情報がつながることで、いろいろな切り口が見つかりました。
著者の知識や体験に自分のアイデアを掛け合わせ、記事を書くようになったのですが
この作業のおかげで、私は以前よりアイデア作りが上手くなりました。
多くの著者の脳のかけらを拝借することで、私のビジネスの可能性が広がったのです。
ブログを毎日更新することで、私は編集者から見つけてもらえるようになり
その結果、出版や雑誌の連載のオファーをいただけたのです。
デッドラインを作って、具体的に行動することで
チャンスを引き寄せられることを私はこの数年で実感しました。
何もしなければ未来は変えられません。
デッドラインと具体的なプランを今すぐ設定しましょう。
目標達成のためには、この2つが絶対に必要なのです!
オグ・マンディーノのこちらの記事もご覧ください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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