ハングリーであれ、愚かであれ。(スティーブ・ジョブズ)
スティーブ・ジョブズの言葉としてあまりに有名なこの名言は
実は、ジョブズが考えた言葉ではなく、彼が『全地球力夕ログ』の最終号から引用したものなのです。
2005年のスタンフォード大学でのスピーチで紹介されたことで、言葉が力を持ち
ジョブズの歴史的な名言として、世に広まっていったのです。
ジョブズですら名言を上手に活用しているのですから
私たちはコミュニケーションを良くするために、もっともっと名言を使うべきなのです。
石田章洋氏はスルーされない技術の中で、このように名言を巧みに引用することで
私たちは、自分の考え方を人に伝えられるようになると書いてます。
「名言・名句」は巧みに引用すれば、ちゃんと自身の言葉となるということです。必ずしも有名な言葉でなくてもいい。ジョブズのように、心から共感できる言葉を選んで、あなたの信条として語れば、それがあなたの言葉になるのです。言葉の温度が低くて伝わらない人は古今東西の名言をどんどん引用しましょう。
名言には言葉の強さがありますから、人からスルーされなくなります。
多くの言葉を学び自分にフィットしたものを選ぶことで、自分の世界を広げられます。
また、名言は自分をポジティブに変えてくれます。
この名言の力を活用して、良い言葉を使うようにすると周りから評価されるようになるのです。
私もこのブログで名言を日々紹介することで、自分をポジティブに変えることができたので
石田氏のこのアドバイスには、とても共感しています。
スルーされない技術 [ 石田章洋 ] |
石田氏は名言以外にも、人からスルーされない簡単な方法があると言います。
どんな人にもよいところはあるものです。欠点も裏を返せば長所になります。そうした視点で相手を見て、心からほめてあげること。今日から、さっそく習慣にしてください。それができれば、あなたは周囲の人にとって大事な存在となるでしょう。
どんな人にも必ず長所があると信じて、それを見つけて褒めれば
相手は必ず喜び、関係を良くできるはずです。
心から相手を褒めることを習慣にすれば、自ずとスルーされなくなるのです。
また、相手に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるとよいと言います。
もし「他人をほめることが苦手」というのであれば、何かをしてもらったときなどに「いつもありがとう」など、感謝の言葉を伝えるだけでも、同じ効果があります。売れっ子のタレントさんの多くは、相手がアシスタント・ディレクターであろうと駆け出しの放送作家であろうと、何かしてもらったら必ず「ありがとうございます!」と感謝の言葉を口にします。
放送作家の石田氏は、売れっ子のタレントさんのある共通点に気づきました。
彼らは何かをしてもらった時には、必ず「ありがとう」という言葉を
相手を選ばず、上下の区別なく伝えているというのです。
感謝の言葉をしっかりと言える人が、人から好かれ、売れていくことがここからわかります。
人は「ありがとう」と言う言葉が大好きで、反応するのですから
「ありがとう」を口癖にすれば、良いことをどんどん引き寄せられようになります。
「ありがとう」は、人との関係を良くする魔法の言葉なのです。
人からスルーされなくなるためには
1、名言を巧みに活用する
2、相手の長所を褒める
3、感謝の気持ちを伝える の3つを習慣にすればよいのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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