主役はあなたではない。(キャロライン・ウェッブ)
キャロライン・ウェッブの最高の自分を引き出す 脳が喜ぶ仕事術の
書評ブログの5回目は、信頼関係の築き方について再び書きます。
私たちは良い人間関係を構築することで、幸せになれるのです。
主役を自分にするのはやめて、相手を主人公にすることで、人間関係を良くでます。
ストーリーの主役は相手だと決めて、話を遮ったり、意見をこちらから言うのではなく
相手の話を傾聴し、それに対しての質問を繰り返すのです。
キャロライン・ウェッブは、コミュニケーションを良くするためには
目的と思い込みの2つの指標を持つことだと書いています。
目的ーまず、相手との会話によって何を一緒に達成したいかを決める。双方にとって良いものであり、自分の人間関係に最も大切なことを表すものでなければならない。
思い込みー相手に対して否定的な先入観を持っていないかを確認する。相手にもそれが伝わるからだ。代わりに、相手の肯定的な面や興味深い面を探す。
まずは、お互いにしっかりとコミュニケーションをとりながら、ゴールを設定するのです。
その際、相手への自分の思い込みをなくしましょう。
否定的な先入観が、信頼関係を築く邪魔をします。
ネガティブな感情は必ず相手に伝わるので、注意が必要です。
最高の自分を引き出す 脳が喜ぶ仕事術 [ キャロライン・ウェッブ ] |
考え方を変えることによって、会話をワクワクなもに変えられます。
コミュニケーションを活性化するためには
以下の4つのステップを意識しましょう!
1、自分の意見や知識を伝えることに固執しない(いつかは自分の意見を述べる機会が訪れると信じる)。
2、相手の興味深い面を見つける。
3、質問に見せかけた提案をするのではなく、相手の自由な意見を求める質問をする。
4、答えをきちんと聞く。最も印象に残ったことについて、さらに問いかける。
相手の話を傾聴する、相手を喜ばせる的確な質問をすることが
コミュニケーションを円滑にしてくれます。
クライアントや社員と仲間になることで、成功の喜びを共有できます。
その際、以下の4つに注意しながら、会話をしましょう!
■共通の興味を探す
■共通の目標を強調する
■共通の不満について話す
■相手の言葉を繰り返す ことが良いようです。
一方的な独りよがりの会話をやめて、相手の価値を見出しましょう。
そうすれば、自分の仲間を増やせ、より幸せを感じられるようになります。
人は自分の話を聞いてもらいたい生き物だと再認識できました。
以下本書の関連記事です。こちらもぜひお読みください。
脳が喜ぶ仕事術の書評1
脳が喜ぶ仕事術の書評2
脳が喜ぶ仕事術の書評3
脳が喜ぶ仕事術の書評4
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
photo credit: #FoodstandSpotlight March 2015 via photopin (license)
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