アインシュテルング効果に負けずに、思考力を鍛えよう!

習慣化

わたしたちの脳は常に効率を重視し、メール作成から歯磨きまで何でも手順を自動化しようとする。エネルギー節約のために、既存の回路を使って考え、昔のアイデアの手直しで切り抜けようとする。これは心理学では「アインシュテルング効果(構え効果)」と呼ばれる。既存の解決方法があると、これまでのやり方とは異なる、より良い解決方法が目に入らなくなる。そのため、”新しい”アイデアを得たいなら、脳神経がいつもの回路ではなく”新しい”連結を作るような刺激が必要だ。それにはどうすればいいだろうか。方法はたくさんある。(キャロライン・ウェッブ)

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キャロライン・ウェッブ
最高の自分を引き出す 脳が喜ぶ仕事術
書評ブログの4回目は、思考力の鍛え方についてです。
普段、私たちの脳は、エネルギー節約のために楽をしようとします。
いつもと同じことを繰り返し、できるだけ考えずに行動しようとするのです。
このことを心理学ではアインシュテルング効果と呼んでいますが
あまりこれに頼りすぎると、新しい解決策が生み出せず
未来を変えられなくなります。

聡明で、知的で、創造的な自分になるために
私たちは何をしたらよいのでしょうか?
ひらめきを得るためにキャロライン・ウェッブ
以下の4つのメッソドを使うと良いとアドバイスしています。

■質問をする
行き詰まったと感じたら自分に質問しよう。「まったく違うやり方をするとしたら?」「これを解決するにはどんな方法がいいか?」「答えがわかっているとしたら、それはどんなものか?」
■リフレッシュして再起動
しばらく違うタイプの作業に注意を向けてから元の問題に戻る。
■視点を変える
取り組んでいる問題を違う形で説明したり、考えたりしてみる。どんなパターンやひらめきが浮かんでくるだろうか。
◯10分間、その問題について手書きでメモをしてみる。
◯おもちゃのアヒルにその問題を説明する。専門外の入に説明してみる。
◯紙に付箋紙などを使って図を描く。
■似ているものを探す
違うタイプの刺激を受け(たとえば、ほかの組織の働き方を観察する、違う分野のウエブサイトや画像を見る)、自分に問いかける。これは自分の問題とどこが似ているか?どこが違うか?新しいアイデアにどうつながるか?

まずは、自分への質問を習慣化しましょう?
質問こそが、新しいアイデアの源泉なのです。
「解決先にはどんなものがあるか?」
「解決方法が家を訪ねてきたら、どんな格好か?」などの質問が効果があると
キャロライン・ウェッブは書いています。

また、アイデアを考えるときには
ぼーっとする時間を持つことがとても大事です。
思考に集中した後には、散歩をしたり
関係のない雑誌を読んで、脳をリラックスさせましょう!

違う要素の組み合わせによって、新しいアイデアは生まれます。
無意識になって、自分の中で様々な情報や体験を組み合わせ
関連づけることがアイデア作りには欠かせません。
この無意識の創造過程を持つことが重要なのです。
インプットの後には、頭を休めることが肝心です。

視点を変えることも意識してみましょう!
独りよがりの考え方では、人は共感してくれません。
いつもと違うやり方で物事を考えてみるのです。
ポストイットにメモを書いて、順番を並べ替えたり
数字や図を活用して、アイデア作りをするなどの工夫をしてみるのです。

アイデアが出来上がったら、賢明な選択を心がけましょう!
脳は選択する際に楽をしようとしがちです。
思い込みなどのこの脳の自動システムを排除しなけれなば
いつもと同じ答えを導き出し、未来を変えられません。
次のクロスチェックを組み合わせることで、単調な思考法を変えられます。
①デフォルト禁止、②あえて反論してもらう、③反対意見を必ず言う
④絶対に無理とは絶対に言わない、⑤事前検証をするの5つのチェックで
自分のアイデアを確認することを習慣にするのです。

また、脳が疲れるとパフォーマンスは下がりますから
しっかりと眠ることと休むことを自分のルールにしておくのです。
疲れた脳のままでは、よいアイデアは決して生まれないのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
以下本書の関連記事です。こちらもぜひお読みください。
脳が喜ぶ仕事術の書評1
脳が喜ぶ仕事術の書評2
脳が喜ぶ仕事術の書評3

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