「最悪のシナリオ」と「最良のシナリオ」を考えるシナリオ法を活用しよう!

問題が起きて悩んでいるときに、「最悪のシナリオ」と「最良のシナリオ」とを考えるシナリオ法を使ってみてはどうでしょうか。これも日常的に私たちがやっている方法です。そうすると、両者の間に現実的なシナリオが見えてきます。(大野裕)

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大野裕
氏は「こころの力」の育て方書評ブログを続けます。
問題が起こったときに、多くの人はネガティブな未来をイメージしがちです。
現実には起こりそうもないことを考え、不安になってしまうのです。
暗い未来を考え、時間を浪費するのは無駄なので
別のアプローチを試してみるとよいでしょう。

大野氏が紹介しているシナリオ法を私もよく使います。
今起こっている問題に対してのストーリーをいくつか考え
その中の「最悪のシナリオ」と「最良のシナリオ」を比較してみるのです。
そうすることで、極端にネガティブな考えを排除でき、気持ちを楽にできます

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人は、落ち込んだり不安になったりしているときには
どうしても極端に暗いことを考えてしまいます。
特に、これから起こる未来に対しては
どうなるかがわかりませんから、ついつい悪い予測を立ててしまいます。
その結果、行動を起こせず、ますます泥沼に陥ってしまうのです。

そうした考えに対して、悲観的に考え過ぎではないかと言い聞かせて自分の考えを調整できればいいのですが、落ち込んだり不安になったりしているときには、それはそう簡単ではありません。そのときに、とてもよい可能性とまったくよくない可能性の、両極端のシナリオを考えてみるのです。

未来に対して両極端のシナリオを考えて、中庸の結果を予測してみましょう。
思考のバランスをとることで、行動を起こしやすくなります。
最悪、最善のシナリオを考えることで、レジリエンスを鍛えられます。
「最悪のシナリオ」になる確率は低いと信じながら
自分の中で未来図を書くことで、無駄に悩まなくなります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: RutoPics Anxiety via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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