重要な課題を先延ばしせずに、解決する方法。

仕事の場合は、先に延ばすほど、うまくいかなくなる可能性が高くなるから注意が必要だ。重要な課題を先延ばしにしている場合には、気になって目の前の課題に集中する力が落ちる。時間が経てば、それだけ精神的にも肉体的にも疲れがたまってくる。失敗したくないという考えのために、かえって自分の力を発揮できないような状態に自分を追いやってしまっているのだ。(大野裕)

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毎週日曜日、日経新聞に連載されている大野裕氏のコラムをとても楽しみにしています。
様々な課題を解決するメソッドが、心理学者の視点で書かれているため
毎回ここからヒントをもらっています。

今日のテーマは優先順位についてで
先延ばし癖が仕事においては、よくない選択であると紹介されていました。
重要な課題の先延ばしをすると、頭の中がその課題で占領されてしまいます。
短時間ならこれでもよいのかもしれませんが
長い間、悩んでしまえば、集中力が削がれ
精神的にも肉体的にも疲れてしまうと大野氏は指摘しています。

自分の力を発揮するためには、優先順位を明確にすることが肝心です。

こうしたことを防ぐためには、その課題がどの程度重要かを判断して、重要な課題から取り組むようにする。心身のエネルギーが最大限に残っているときに重要な課題に取りかかれば、仮にうまくいかないことが出てきても役に立つ対処法を思いつくことができる。

気になるタスクを今すぐ書き出して、それに取り掛かるのです。
行動を始めれば、何が自分に足りないかがわかります。
本を読んだり、ネットで情報を集めることで、解決のヒントが見つかります。
Facebookのタイムラインから、サポートしてくれる人が見つかるかもしれません。
私は何度もこの方法で、課題を解決しています。
とにかく、自分のエネルギーがあるうちに
重要な課題を解決してしまえば、物事がうまくいく可能性を高められます。

大野裕氏の「折れない心」をつくる40のルールには
行動するためのヒントが書かれています。
難しい課題にぶち当たると、人は自信を失い、やる気をなくしてしまいます。
しかし、もう一方で自分のダメな考え方に執着してしまいます。
そんな時には、大野氏の次の言葉を参考にしましょう!

「自分はダメだ」と言いながら、ダメな自分の考えることは絶対だと決めつけて苦しくなる、という矛盾した状態を自分で創り出しています。しかも、思い込みは絶対です。なかなか気づけません。そうしたときには、ちょっと立ち止まって考えを振り返ってみる。そして、その思い込みがどの程度当たっているのか、現実に確認してみる。そうすれば、本当の問題や解決の手立てが見えてきます。

下手な思い込みを捨てることで、自分を変えられるようになります。
自分はダメだと思わずに、難しい課題でも解決できると
まずは、自分の意識を変えてみましょう。
次に、柔軟な考え方を身につけるのです。
自分の思い込みを一旦捨てて、その課題を解決するための方法を論理的に考えてみるのです。
何が目的だろうか?ゴールまでの道のりは?自分に足りないものは?
どんな資料を読めばよいか?解決ためのサポートは受けられるだろうか?
などと考えているうちに、課題の解決策が見つかるようになります。

自分の考えに縛られないで、現実に目を向けるようにしてください。そうすればきっと、あなたの心はしなやかに、そして強くなっていくでしょう。

自分の考えにとらわれるのをやめて、重要な課題にフォーカスし
やるべきことをいろいろなアプローチから、しっかりと整理してみましょう!
そうすることで、自ずとあなたの脳が解決策が見つけてくれるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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