実現可能な素晴らしいアイデアを生み出すためのヒント。

行動となって現れないような思考は無用であり、時には有害でさえある。(土光 敏夫)

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アイデアを考えたからと言って、結果が伴うわけではありません。
私たちはついつい考えるだけで満足してしまいますが
何もアクションを起こさないと未来は変わりません。
ただ思考するだけでは、時間の無駄なのです。
一方で次にアクションを起こせるような思考法を身につけると
人生をより豊かにできるはずです。

アイデアは連鎖反応を起こします。
一つのアイデアが生まれたら、それを組み合わせてみるのです。
その際、自分がなんのためにアイデアを考えるのかを必ず意識しましょう。
私たちビジネスマンは目の前の課題を解決したり
未来にイノベーションを起こすために思考しているはずです。
課題を洗い出し、そこに解決の糸口を見つけたら
まずは、行動を起こしてみましょう!

ただ考えるだけでなく、アイデアのヒントを見つけるために
様々なアプローチを試みるのです。
データを検証するだけでなく、徹底的に関連する書籍を読み込んだり
現場を見に行ったり、関係者のヒアリングをしてみるのです。
日々のルーティンだけに頼っていては、新しいアイデアは生まれません。

成功しているビジネスモデルを検討して、使えるネタがないか探してみるのもよいでしょう。
違う業種の成功事例を自社の事例に当てはめてみるのです。
Appleのようなプラットフォームが作れないだろうか?
高級ブランドのマーケティング戦略で使えるものはないだろうか?など
日常のニュースの中にも思考のヒントが必ずあるはずです。

自分のアイデアを信じるだけでなく、成功者のアイディアを活用してみましょう。
他の人のアイディアに自分のアイデアを組み合わせることで
新しいアイディアが生まれることもあります。
専門知識を持っている人にヒアリングして
自分の新しいアイデアにアドバイスをもらうのもよいでしょう。

次に、この一連の作業で浮かんだアイデアを書き出します。
ポストイットなどに一つづつアイデアを書き出して、グルーピングしてみるのです。
その中からキーワードを抽出したり、次の思考のヒントを見出しておくとよいでしょう。
当然、ブレストからもアイデアも生まれてきますが
過去の自分との対話によっても新しいアイデアが生まれます。
私は考えたことをEvernoteに保存して、アイデアというタグをつけるようにしています。
これを定期的に見返していくと、アイデアが連鎖して
面白いアイデが生まれてくることがあります。

あらゆる方面のどんな知識でもむさぼり食う、牛と同じで食べなければミルクは出ない。(ジェームズ・W・ヤング)

アイデアというのは、さまざまな種類の材料の組み合わせなのです。
人間の 「ひらめき」は、頭に詰め込んだ知識や経験の量に比例します。
頭の中によい素材がないと面白いアイデアが生まれるわけがありません。
いろいろな材料を自分にインプットするためにも、行動を最大化する必要があります。

アイデアは、ぼーっとしているときに突然ひらめくとジェームズ・W・ヤングは言います。
スティーブ・ジョブズは散歩中に新しいアイデアを生み出したました。
一旦、資料やデータから離れて、思考するのをやめましょう。
音楽を聴いたり、散歩をするなど無意識の領域に任せてみるのです。
この無意識のクリエイティブな過程がとても重要だとヤングは力説しています。

徹底的に頭を使ったら、自分を信じていったん脳を休ませるのです。
この後、突然素晴らしいアイデアがひらめいてきます。
あとはそのアイデアを実現するだけです!
プランを作って、ゴールを目指して最初の一歩を踏み出しましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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