新しいアイデアを簡単に生み出すメソッド。マイケル・マハルコのアイデア・バイブルの書評

人は人生を選べない。親を選ぶこともできない。いつの時代、どの国に生まれるかも選べないし、育つ環境もすぐには選択できない。自分の死を選ぶこともできない。だが「どう生きるか」は選べる。目的を持って生きるか、ただ流されて生きるか。楽しく生きるか、喜びのない人生を送るか。希望を持つか?絶望を抱えるか?それは選べる。(マイケル・マハルコ)


photo credit: Leonard J Matthews most resembles God via photopin (license)

アイデアで人生を切り開く!

マイケル・マハルコアイデア・バイブルを読むと
自分の創造性を高める方法をいくつも見つけられます。
自分を変えたければ、今すぐ本書のアイデアを盗んで
アイデアパーソンのように振る舞えばよいのです。
クリエイティブな人生を生きると決めて
アイデアを生み出すメソッドを身に付ければよいのです。
アイデアを活用して、自分の運を良くしたければ
以下の11のワークアウトを習慣にしましょう!

1、毎日考える。
2、狙いをつける。
3、細部を記録する。
4、慣習を打ち破る。
5、本を読む。
6、内容分析をする。
7、ブレイン・バンクをつくる。
8、トラベル・ジャンキーになる。
9、すばやくメモをとる。
10、メモを活用する。
11、アイデア・ログをつける。

これらのメソッドはどれも大事ですから
アイデアにつまりそうになったら、このリストを活用しましょう。
考えることはアイデアづくりには欠かせませんし
本や旅などのインプットがなければ、新しいアイデアは生まれません。
また、人はすぐに忘れてしまいますから
メモにアイデアを残すことも意識しましょう。
今日はこの中から「慣習を打ち破る」と
「ブレイン・バンク」について紹介したいと思います。

慣習を打ち破る。

慣習に囚われている人はいつも同じ方法で事を進めがちですが
これでは進歩は全くありません。
いつもと同じ選択ばかりでは、同じ景色しか味わえません。
問題解決能力を高めたければ、ここから抜け出す必要があります。
日常の中にわざと変化を取り入れ、自分の思考と行動を変えてみるのです。
自分の習慣をリスト化し、今すぐ行動を変えてみましょう。
1日、1週間、1ヶ月と意識的にそれらを変えていくことで
新たな気づきを得られます。

マイケル・マハルコのリストを参考に
自分の行動習慣を紙に書き出し、変化を楽しむのです!

●通勤ルートを変える。
●寝る時間を変える。
●働く時間を変える。
●毎日違うラジオ番組を聞く。
●違う新聞を読む。
●新しい友人を作る。
●違う調理方法を試す。
●夏ではなく、冬に休暇を取る。
●読書習慣を変える。ノンフィクションを小説に。
●休憩時の習慣も変える。いつものコーヒーはジュースに。
●馴染みのレストランを変える。
●レクリエーションを変える。ゴルフの代わりにボート漕ぎを。
●シャワーではなく、バスタブの湯に浸かる。
●違うキャスターが出ているテレビ番組を見る。

通勤経路を変えたり、違うメディアから情報を得るなどは
すぐに実行できますから、 早速、真似をしてみましょう。
いつもと違う道を歩くだけで、多くのヒントをもらえます。
課題が明確なら、五感を使うことで
脳が様々な情報を見つけ出してくれます。
頭に浮かんだアイデアがあれば、それをどんどんメモしましょう。

ブレイン・バンクをつくる。

アイデアは収集し、蓄える。アイデアや、アイデアのヒントになりそうな情報を入れておける場所(コーヒーの缶、靴の箱、机の引き出し、ファイルなど )を作る。ブレイン・バンクだ。連想が湧いてきて、頭が刺激されるようなおもしろい広告、記事、デザイン、論点、漫画、写真、メモ、言葉などの収集を始めよう。新しいアイデアを見つけ出したいときは、ブレイン・バンクを振って無作為に2つ以上のヒントを取り出す。そしてその2つを結びつけ、新しいアイデアが引き出せるかどうか試してみる。良いアイデアが出なければ、もう1回振り直し。別の2つで試してみよう。これを繰り返していくうちに、良いアィデァが生まれるはずだ。

自分のブレイン・バンクをつくったら
その中のアイデアを組み合わせてみましょう!
これで無数のアイデアを生み出せます。
メモを残し、それを組み合わせることで
新しいアイデアが生まれてきます。
これはジェームズ・W・ヤングのアイデアのつくり方でも
紹介されていましたが、本当に効果がある方法です。
ぜひ、アイデアを組み合わせることを習慣にしてください。
面白いアイデアがいくつも生み出せるようになるはずです。

まとめ

自分を変えたければ、クリエイティブな存在になると決め
アイデアマンのように振舞うのです。
日々、考えることを習慣にして
脳を活性化すれば、アイデアが浮かんできます。
新たな体験がアイデアのきっかけになりますから
積極的に行動してみるのもよいでしょう。
本を読んだり、セミナーに参加するなど
優秀な人の知識をインプットしながら、考えることで
アイデアの質を高められます。(当然、アイデアの量も増やせます)
それをメモに残し、後で組み合わせてみましょう。
課題を解決する素敵な答えがこれで見つかるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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