自分の強みを見つけよう!川崎康彦氏のセミナー体験記

「地球から愛されるの脳のつくりかた」というセミナーを受講しました。
脳力をどうアップするか?という私の大好きなテーマで
講師の川崎康彦氏の話から刺激を受けました。
かわさきやすひこ氏は、ハーバードで学んだ脳を鍛える53の方法の著者で
脳科学のスペシャリストです。(本書の書評はこちらから)
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私たちの脳には、1000億から2000億の細胞があります。
これは銀河系の星の数と同じくらいだそうです。
しかし、私たちはこのうちの10%ぐらいしか使えていないのです。
そのパーセンテージを高めることで、よりよい結果を得られるようになります。

セミナーの冒頭で川崎氏は、脳を活性化する方法を教えてくれました。
ミステリー小説を読むと、脳の働きが高まるそうです。
登場人物が多彩で、ハラハラドキドキなストーリー展開が脳を刺激します。
視覚、意識を司る前頭葉、登場人物を記憶する側頭葉
言語野、運動野など脳の多くの部分がアクティブに動き出すのです。

幸せホルモン(オキシトシン)が、脳には有効だということもわかってきました。
では、このオキシトシンを満たすためにはどうすればよいのでしょうか?
実は、感謝の気持ちを持つことで、私たちは幸せになれるのです。
また、感謝は鎮痛剤なような効果があり、痛みを和らげるそうです。
また、ストレスホルモンのコルチゾールを減らすこともわかっています。

セミナーの中でオキシトシンを出すために、感謝のワークを行いました。
朝から午後のセミナーまでの間にあったことすべてに感謝していきます。
一人2分間の感謝をパートナーと行ったのですが
会場内がすごく盛り上がり、参加者全員が幸せになったようです。
「ありがとう」ということで、幸せにフォーカスできるようになります。
この結果、無意識ではなく、よい選択ができるようになります。
先日亡くなった投資家の竹田和平氏は1日に3000回の感謝をしていたそうです。

川崎氏は中学校のときに、人生の転機を迎えます。
ダメな人生を送っていた川崎氏は陸上大会で上位入賞することで
自分の「できる」に気づきます。

彼は自分のやりたいことを書き出して、49の願い(リスト)を作成したのです。
川崎氏はこれを毎日眺め、小さな行動を繰り返しているうちに
いくつもの夢が叶いはじめたそうです。
やりたいことをリストにすることで、私たちは人生を変えることができます。

脳を活性化するための自分脳紹介というワークも面白かったです。
ニックネーム、専門領域、自分が今必要な人、今行ってみたい場所、意外な自分の側面で
自己紹介を何人かに行っていきます。
何人かに自己紹介を続けることで、自分の脳を客観的に見られるようになります。
この方法で、自分の強みを知ることができるのです。
この自己紹介によって、自分が求めている人が近づいてきてくれるのです。

やりたいことリストのワークも独特でした。
まずは、深呼吸し、自分の潜在意識を活用して、リストを作成します。
リストを作成するときに、以下のように自分の制限を外します。
1、時間制限がなかったら、やりたいこと
2、お金の制限がなかったら、やりたいこと
3、家族など周りがブレーキを踏まない前提でやりたいこと
4、自分の体力に制限がなかったら、やりたいこと
5、自分の能力に制限がなかったら、やりたいこと
6、神様から絶対に叶うと約束されたとしたら、やりたいこと
7、今までの条件すべてが外れたらやってみたいこと
書き終わったら、どの項目が一番多かったかをチェックしましょう。
私の場合は時間が課題になっています。
時間が自分の行動にブレーキをかけているようです。

脳には可塑性があります。
意識することを変えれば、脳の細胞を変化させられます。
私たちは嫌なことや苦手なことにフォーカスしています。
しかし、それでは面白いことは見つかりません。
自分がワクワクすること、好きと感じることを見つけられれば
私たちの脳は生まれ変わるのです。

次にやりたいことリストに書かれた夢を深掘りしていきます。
イタリアに行きたいという夢を書いたら、その理由を何個も書いていくのです。
「ミラノに行きたい、何故ならば私はイタリア語を学びたいから」というふうに
夢を言語化していきます。
無意識の中に隠れている「好き」を徹底的に探しましょう!

自分の好きを書き出したら、それを組み合わせて
そこから生まれた好きを書き出しましょう。
いろいろな好きを統合したときに生まれるキーワードを探すと
自分の本質(大切なモノ)が見えてくきます。
この繰り返しによって、自分の大切にしていることが見つかります。

好きをたくさん見つけることで、脳がワクワクし
夢に向かって行動を起こせるのです。
価値、情熱、感情、嫌いを統合していくことで
『世の中から求められる「自分らしい価値」が見つかる』という
川崎氏のメッセージが響きました。
自分の価値(特異性)で世の中に貢献してれば、やがて自分に戻ってくるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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