本を手放せないのは、たいてい「本好き」と呼ばれる人たちだ。この種の人は、寝室に本の山をつくり、鞄の中にはつねに本を携帯し(昼休みに読むためだ)、2つ以上の部屋に本棚を置き、本をぎっしり詰めている。本を何千冊も持っていても、または数冊だけでも、仕事の本でも、楽しみのために読む本でも、とにかく本の数を減らすことには大きな利点がある。(ジョシュア・ベッカー)
photo credit: Michael Batfish One day, I will fill all those empty space. via photopin (license)
断捨離の際に、私が一番苦労したのが本をどう処分するかでした。
本好きにとっては、本を処分することはとても難しい課題です。
好きな作家の本やビジネス書を手元に置いておくことが、私の楽しみの一つでしたが
度を越してしまったことで、部屋が本で溢れかえってしまったのです。
人生を良くするために本を集めていたにも関わらず
本が増えすぎたことで、夫婦喧嘩の原因を作ってしまったのです。
ジョシュア・ベッカーはより少ない生き方 ものを手放して豊かになるの中で
自分の見栄のために多くの本を所持していたと告白しています。
以前の私も本の数が自分の価値を高めると考えていましたが
その考え方が間違っていることに気づけました。
本の数の多さで人間の価値が決まるわけではないのです。
ブログに書評を書くことで、本を手元に置かなくても大丈夫になりました。
書評をブログに書き残すことで、本の内容を自分の記事で確認できます。
たいがいの場合、本や著者のタイトルを検索すれば、本がなくても内容を思い出せます。
どうしても読み返したい場合だけ、再度本を買い直せばよいのです。
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所有する本の上限を決めれば、必然的に本を処分するようになります。
数年前から私は本棚一つ分を上限にしています。
上限を超えたら、どうしても取っておく本だけ選別し、すぐに本を処分するようにしています。
このルールを決めたことで、家族からあまり文句を言われなくなりました。
最近はKindleで出版される本も増えてきました。
私はKindleで出版されている本は、全てKindleで買うようにしています。
紙の本に比べれば、場所を取りませんし
持ち運びが簡単なので、いつでもどこでも読書を楽しめます。
紙の本の値段よりも安いのも経済的で助かります。
今やKindleは、私の読書ライフには欠かせぬ存在になっています。
1、見栄を張らない。
2、ブログに書く。
3、上限を決める。
4、Kindleを活用する。という4つのメソッドによって
私は本との関係を改善できました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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