文章上達のために、必要なたった一つのメソッド。1分間文章術(石井貴士著)の書評

習慣化

最近1分間シリーズの石井貴士氏にはまっています。
その理由を考えたのですが
■短時間で学べる。
■内容が整理されているので、わかりやすい。
■読みやすい文体などがあげられます。
そう、石井氏の文章は読みやすいのです。
スクリーンショット 2015-07-24 9.17.30

その理由が知りたくて、Kindleで1分間文章術を購入し、読了しました。
石井氏は文章の上達法をシンプルに整理しています。
なんと、好きな作家の文章を徹底的にモデリングしろ!というのです。
石井氏は、このメソッドをゴッドライディングと名付けています。
(まさに神技を盗め!ですね。)

ゴッドライディングは、以下の3つのステップで始められます。

■自分が好きな作家の中から、「こうなりたい!」と思う作家を決める。
■その作家の文章を、そのまま書き写すトレーニングをする。
■自分で文章を書いてみる。

また、スタートする際には、過去の悪い文体を捨て去りましょう。
過去の文体を取り去ることで、新しい文体が手に入るのです。
文章力をアップさせるためにも、「断捨離」がポイントになってきます。

もし、あなたが新しい概念を取り入れたいと思うのであれば、古い概念は取り去らない限り、新しいものは入ってきません。

では、なぜ、今までのスキルを捨てなければいけないのでしょうか?
実は、私たちは、ちゃんと文章を教わったことがないのです。
多くの学校の先生は、文章のプロではないですし
売れた本の著者でもありません。
適切なスキルのない指導者から教わった知識は無意味だと
石井氏は以下のように指摘しています。

物事の上達は 、指導者次第で決まります 。マラソンの高橋尚子選手も 、小出義雄監督に出会うまでは 、普通のランナ ーでした 。あなたの才能を一番引き出してくれる人 。それがあなたの好きな作家です。

ゴッドライディングの基本は、徹底的に文章をモデリングすることです。
一字一句真似ることで、作家の文体が自分に乗り移り
巧い文章が書けるようになるというのです。

私たちが見本にすべきは、文章のうまい作家だけなのです。
彼らを師にして、徹底的に文章をモデリングすることこそが
文章上達の秘訣なのです。

そして、真似する作家は一人に絞ることが、このメッソドのルールになります。 
一番好きな作家、50冊以上書いている作家をメイン人格に設定し
その作家のデビュー作から、一冊一冊遡って真似していけば
作家とともに文章力をアップできるというのです。
石井氏は中谷彰宏氏をメイン人格に設定し、なんと読点の位置までコピーしたそうです。

また、その際にバックアップ人格の作家を用意して
メイン人格の組み合わせることで、オリジナリティが生まれてきます。
ちなみに、石井氏は、受験(古文)で有名な吉野敬介氏を
バックアップ人格に取り入れています。

また、文章を書いているとネタがどんどん頭に浮かぶようになります。

文章を書いていると、次の1行が思い浮かびます。次の 1行を書いていると、その次の1行が頭の中に浮かんできます。1冊本を書くと、3冊分のアイデアが湧いてきます。書きたいネタが浮かばないのは、それは、そもそも文章をまったく書いていないからで 。書いていれば、ネタはあとからどんどん生まれてくるのです。

私もこのブログを継続することで、アイデアがどんどん浮かぶようになりました。
アイデアを生み出すためには、書くことが重要だ!という
石井氏の考え方には、共感を覚えました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: road trip journal via photopin (license)

Loading Facebook Comments ...

コメント