人生の嵐に見舞われたときは、感謝の気持ちはなかなかわいてこない。それでも、そういうつらい時期こそ、感謝の心を持たなければならない。人は感謝することで強くなり、前向きになり、広い視野で物事を眺められるようになるからだ。つまり感謝の気持ちは、偶然の反応ではなく、意図的な習慣にしてこそ価値がある。(ジョシュア・ベッカー)
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感謝の気持ちを持つことで、私たちは幸せになれます。
つらい時には、なかなか感謝の気持ちを持てませんが
そういう時こそ感謝の気持ちを持つとよいとジョシュア・ベッカーは指摘しています。
人は感謝することで、強くなれ、ポジティブになれることが多くの研究結果からわかっています。
幸せな気分をより多く味わいたければ、感謝の習慣を身につければよいのです。
まずは、カリフォルニア大学デイビス校のロバート・エモンズ博士と
マイアミ大学のマイケル・マクカウロ博士の研究結果から紹介します。
あるグループは、その週に起こったことへの感謝の気持ちをメモにしました。
2番目のグループは、不快なことについて書き
3番目のグループは自分が影響を受けた出来事を文章にしたのです。
10週間後、感謝について書いた人は楽観的であり、人生について良い評価を与えていました。
彼らは悪いことにフォーカスを当てた人よりも多くの運動をし、医師への訪問が少なかったのです。
ペンシルバニア大学のセグリマン博士は感謝の手紙を書いた後は
胸が温かくなり、深い幸せを感じられるようになるといいます。
また、サンディエゴ大学のポール・J教授のチームによる研究によると
感謝の気持ちを持ち、いつも幸福を感じている患者は
気分の状態、睡眠の質、自己肯定感において高い評価を得ています。
「感謝の心を持つと、気持ちが前向きになり、いい経験を楽しむことができ、健康状態が向上し、逆境に強くなり、強固な人間関係を築ける」とのことだ。それに加えて 、感謝の気持ちが大きい人は、物欲が平均より小さいという,感謝の気持ちは、感情ではなく規律だ 。努力して身につけるべき習慣だ。
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ジョシュア・ベッカーは感謝できる人になるための5つの方法を
より少ない生き方 ものを手放して豊かになるの中で紹介しています。
・小さな喜びを見つけ、感謝する。
・過去のいい出来事を思い出す(特に今がつらい時期にある人は )。
・短くてもいいので、感謝の日記を毎日つける。
・ちょっとした不便な思いをしているときに、感謝の心を持つようにする(たとえば 、赤信号で待っているとき 、行列に並んでいるときなど )。
・お祈りをするなら、神への感謝の言葉を具体的に述べる。
この中で、特に私のおすすめは感謝日記をつけることです。
毎日の出来事の中で良いことを探し、感謝の気持ちを持つことで
私たちは幸せな気持ちになれます。
眠る時、あるいは目覚めた時に感謝日記を書くことで
周りの人に感謝することを習慣にできます。
感謝の心を持つと、自分の立場を客観的に眺められるようになる。立派な人を心から賞賛できるようになる。現在の状況に関係なく、自分の幸運を見つけられるようになる。人生のあらゆる面で、健康や幸福度が向上する。
過去の良い体験を思い出すことでも、家族や仲間に感謝の気持ちを持てるようになります。
とにかく、毎日どんな小さなことでもよいので、生活の中に喜びを見つけましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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