「なんでも効率的に詰め込んで、あれもこれも要領よくやっていくこと」が時間管理と考えられがちですが、たとえ限られた時間であれもこれも一気にできるようになっても、それで自分の心が幸せじゃなかったら意味がありません。だから、あれもこれもやる、のではなく、あれとこれは「しない」と決めることが、たいへん重要となってきます。(池田千恵)
photo credit: elviskennedy 100 Days of Summer #7 – Night Crossing via photopin (license)
池田千恵氏の朝の余白で人生を変えるの書評ブログを続けます。
効率的にいろいろなことを行えば、確かに生産性を上げられますが
来る日も来る日もこんな風に過ごしていたら、息が詰まってしまいます。
もしも、あなたのイライラが長期間続いていたり、体の疲れがとれにくくなっているのなら
タスクの詰め込み過ぎだと考え、一度自分のスケジュールを見直してみましょう。
本来、自分がそれら全てをする必要があるか?を自問してみるのです。
もしかすると、やりたくないことと不要なことだらけの1日を過ごしているかもしれません。
やり方を変えたり、アウトソーシングする方が、良い場合もあります。
あるいはそのタスクを思い切って、やめてしまうという手もあります。
重要軸と緊急軸のマトリックスを使って、タスクを整理し
自分にとって、一番何が大事なのか?を見返してみましょう。
「やめることリスト」を作ると余計なことに時間を使わなくなります。
本を読みたいのに、読めていないという現実があれば
その理由を探してみましょう。
TVやソーシャルメディアのチェックの時間が思った以上に長いと気づけば
それを「やめることリスト」に記入し、やらないと決めるのです。
朝起きたら、TVをつけるのではなく、本を開くと決め
少しの時間集中してみましょう。
5分読めたら、自分をほめ、翌日も同じことを繰り返すのです。
ゲームのクエストのように、自分の「やめることリスト」を次々クリアすれば
本来、自分のやりたいことに時間を使えます。
無駄な時間を減らすことで、家族との食事や勉強会などに参加する時間を作れます。
朝の余白で人生を変える [ 池田 千恵 ] |
人は自分が何に時間を使っているかが、案外わからないのものです。
私たちが発売している逆算手帳には
Daily Vision(デイリービジョン)というページがあります。
何をするかというと自分の夢実現のための理想の1日のスケジュールを決め、手帳に記入します。
同時に自分の一般的な1日も書き、2つのスケジュールを比較することで
ギャップに気づけ、私たちは自分のやりたいことに時間を使えるようになります。
多くの人はこの作業によって、理想と現実のギャップに驚きの声をあげます。
自分の中の無駄を見つけ、それを意識することで、私たちの行動は変わります。
やりたいことのために時間を配分し、やがては5分を大事にするようになるのです。
デイリービジョンを書く時に、睡眠時間は削らないようにしましょう。
理想の一日を無理なスケジュールに設定すると、習慣化がつらくなります。
残業をしない、夜更かしをしないと決めることで
私たちは日中のパフォーマンスを上げるように努力を始めます。
(当然、心と体に良い影響を与えます。)
家族と一緒に晩御飯を食べると決めれば、そのために人は工夫をします。
やりたいこと、やめることという視点でスケジュールを棚卸して
自分の1日を有意義なものに変えていきましょう。
これで自分らしい人生を取り戻せ、夢にも一歩近づけるはずです。
2017年の逆算手帳は売り切れてしまい、ご迷惑をおかけしています。
姉妹品の逆算ウィークリーをぜひご活用ください。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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