子供の成績を伸ばすシンプルな2つの方法

内発的動機付けを高めるためには、その個人の難易度に合ったレベルに設定すること、適切な評価をすること、否定的な評価をされないとその個人が感じられることで高まる。(Deci&Ryan)

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横田晋務氏の2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣書評ブログを続けます。
子供のやる気を引き出すためには、内発的動機が重要です。
人から命令されるのではなく、ワクワクすることが子供達のやる気に火をつけてくれるのです。
内発的動機を高めるためには、子供達に達成感を味わせることがポイントになります。

例えば、課題を与える時にその問題が難しすぎると
子供達はすぐにあきらめてしまい、勉強が嫌になってしまいます。
逆に、問題が簡単すぎると、子供達は達成感を得ることはできません。
頑張って達成できたと感じることで、子供はできるを実感し、自信を持てるようになるのです。
親や教師は子供達が学ぶ際に、ワクワク感を与えなければなりません。
そのためには、子供達に近づき、彼らの様子をしっかりと確認する必要があります。
彼らとのコミュニケーションを増やして、良い目標を与えることが親の務めなのです。
できそうでできない課題を与えて、努力してそれをクリアさせることが、子供の成長につながるのです。

よくいわれるように、ほめるということも重要です。肯定的な評価を得ることで内発的動機付けが高まり、逆に否定的な評価により低下してしまうことも分かっています。このことは、他者から認められることや、認められている自分を感じることで内発的動機付けが高まることを意味しています。したがって、子どもが自分でできたと感じること(自己効力感)が内発的動機付けを高める上で重要であると考えられます。

このブログでもなんどもほめることの重要性を書いていますが
ポジティブな評価が子供のスイッチをオンにして、彼らの行動を加速します。
ほめるの関連記事はこちらから)
できた!と子供が意識できれば、自然と次の目標に取りかかれます。
内発的動機を高めるために、できそうでできない課題にチャレンジして
子供達に達成感を味わせることを意識しましょう。
そして、目標をクリアできたら、子供の目を見ながら、ちゃんとほめればよいのです。

一方で、他者から与えられた物理的な報酬は、内発的動機付けを低下させることが知られています。「報酬」とは、いわゆるご褒美のこと。「物理的な報酬」とは金銭など目に見える報酬のことです。

「良い点を取ったらお小遣いをあげる」というやり方はあまり効果がありません。
これを繰り返すと、子どもは楽しさのためではなく
小遣いという物理的報酬のために勉強をするようになってしまい
内発的動機付けを低下させてしまいます。

著者は、子供達に別のご褒美を用意するとよいと指摘しています。
実は「笑顔」も、子供にとっては立派な報酬なのです。
私たちは、家族から笑顔で「よく頑張ったね」とほめられたり
友達や同僚から「すごいね」と認められるなどの人間的なコミュニケーションを通じて
自分のやる気にスイッチを入れられます。

ほめられたり、笑顔で接してもらうことで脳は「社会的報酬」を得ています。
やる気のスイッチをオンさせるためには、線条体を活性化させることが重要だと言われていますが
この線条体は内発的動機によって、活動が高くなることがわかっています。
社会的報酬は、お小遣いなどの物理的報酬より効果があるので
子供をほめたり、笑顔で接することを優先すべきなのです。

子供達に「やれ!」と強制するのではく、社会的報酬によって、自ら動いてもらうのです。
そのために、自分ならできる!という自信を与えることが肝心です。
笑顔で接したり、子供をほめるなどの社会的報酬を私たちは子供達に与え続けなければなりません。
ほめる、笑顔、この2つのシンプルな行動を大人は忘れてはいけないのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      
       

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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