そこに辿り着こうと焦ってはいけない。「そこ」などどこにもないのだから。本当にあるのは「ここ」だけ。今という時に留まれ。体験を慈しめ。一瞬一瞬の不思議に集中せよ。それは美しい風景の中を旅するようなもの。日没ばかり求めていては夜明けを見逃す。(ブラックウルフ・ジョーンズ)
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アイデアがいくつも浮かぶと、次から次に妄想が広がり、行動がおぼつかなくなります。
アイデアを考えることに終始し、チャレンジしなくなってしまうのです。
このようなアイデア・ホッピングを続けていると
今ここに集中できなくなり、目標の達成などできません。
エドワード・M・ハロウェルはハーバード集中力革命の中に、その解決策が書かれていました。
アイデアホッピングの問題を解決する10のヒントを読むと
妄想にふけることをやめ、行動できるようになります。
1、エネルギー、感情、エンゲージメント、仕組み、コントロールの5つの指針を確認する。
アイデアホッピングに悩む人は、良いアイデアを作れても
目標を達成できず、自分を否定しがちです。
アイデアからアイデアへと飛び回ることで、エネルギーを浪費し疲れ果てています。
自分で人生をコントロールできなくなっているため、優先順位がつけられません。
この状態を抜け出すための仕組みを作り、今ここに集中してみましょう。
2、自分のアイデアを書きとめる。
アイデアが浮かんだら、確実にメモを取るようにしましょう。
書くことで、今ここに集中できます。
アイデアリストによく目を通して、ワクワクするものを選ぶのです。
もしーつに決められなかったら、3つまで選んでも大丈夫だそうです。
10あるアイデアの数を減らして、自分の夢を実現するためのスタートラインを作るのです。
3、あなたの決断を支持し、実践するための仕組みを作りだす。
失敗するのが面倒だと考えるから行動できなくなります。
問題の解決を楽しみに変えて、自分の脳を騙してみましょう。
4、あなたを手助けしてくれそうな人についても書きす。
自分の人脈の中で、頼れる人をリスト化しましょう。
友達、専門家、同僚、親戚、あなたが助けてほしいと思う人なら誰でも
このリストに書き出します。
アイデアを具現化し、目標を達成するためには一人では難しいと考え
強力なチームを作ることを考えるのです。
5、起業家向けのコーチに相談する。
現在では多様な実践的コーチングシステムがあります。
「1人でもできる」と信じてしまう罠に、はまらないようにして
自分を成長させるコーチを探すのです。
6、問題点について考える。
あなたをよく知り、あなたを大事に思ってくれる人と一緒に
行く手を遮る問題点について考えてみましょう。
子どもの頃の失敗体験やトラウマが行動を邪魔します。
それらを取り除く作業をしてみましょう。
7、勝利への恐怖や反対意見に傷つく恐怖から引き下がらない。
「真の敗者は戦わない者である」という格言を信じて
失敗することを厭わずに行動する勇気を持ちましょう。
8、自分を軽んじる罠にはまらない。
ほとんどの人間は自分を厳しく評価します。
ハーバードの大学院生やボスドク(博士号を取得した非正規の研究職)ですら
その多くが「自分はこの課程に所属するに値しない」と感じているそうです。
不適切だという気持ちは多くの場合、事実ではなく感情に過ぎないのです、
自分は成功できると信じ、日々、それを繰り返しましょう。
自分をほめることで、自信が生まれ、行動できるようになります。
9、誰でも成長的な考え方を習得し発達させられる!
「あなたができると思おうとできないと思おうと、どちらも正しい」という格言があります。
心理学者キャロル・ドゥエックは
「成長的な考え方」が「固定的な考え方」に打ち勝つことを証明しました。
自分にブレーキを踏むのをやめ、あらゆるリソースを使って、夢を実現しましょう。
10、たくさんのアイデアをもっているという、
アイデアがない人に比べ、はるかに可能性があるのです。
あなたのアイデアを現実のものにするためには
適切な人たちとチームを組む
この10のルールを信じて、自分のアイデアにかけてみましょう!
アイデアを行動に移すことで、目標を達成できるようになります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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