理論と実践が一致することを「行解相応」と言います。一瞬一瞬、自分の信じる道に真剣に取り組むことで人生を切りひらいていくのです。悪いことやいやなことがない人生などありません。山あり谷あり。思い通りにいかないのが人生だと言ってもいいでしょう。それを前向きに捉え、よいほうへ転じていけばいい。そのためには、「明日から」「今度から」と思わないこと。今すぐ変わる(やる)と決めることです。(枡野俊明)
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禅語の「行解相応」を理解して、行動を変えよう!
枡野俊明氏は「理論的な理解」と「実践的な修行」が一致することが
禅の理想だと怒らない禅の作法で指摘しています。
常に「理念」と「実践」が一致していることが大事で
人はそういう人に信頼や共感を抱くのです。
目標やビジョンを明確にし、そこに向かって行動を続けることで
夢が叶うようになります。
しかし、多くの人は一度の失敗でくじけてしまいます。
そんな時にこの「行解相応(ぎょうげそうおう)」という禅語を思い出し
あきらめない心を養いたいものです。
自分のビジョンを明確にし、日々それを確認することで
未来なワクワクな自分を絶えずイメージできます。
何が嫌なことがあっても、夢を忘れなければ
コツコツと行動ができるようになります。
これを繰り返しているうちに、あなたの評価が高まり
よい人が引き寄せられてくるようになります。
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先延ばしをしないことと陽転思考がポイント
禅では実践・行動が全てだと言います。
今やれることをやらないと人生の後半で後悔することになります。
私は40代半ばでこの当たり前のルールに気づき
断酒をして、自分の時間を大切にするようになりました。
今ここに集中し、自分が今日できることに全力を尽くすようにしたのです。
先延ばしをやめ、5分を大切にして
小さなことでもよいので、今やれることを意識しました。
スタートアップの支援やベンチャーの取締役
個人の方のコンサルなどを通じて
ワクワクな人たちをもっともっと増やしたいというのが
私の人生後半戦のビジョンです。
このビジョンを明確にして、日々の出会いをデザインすることで
私の人生はとても楽しくなりました。
当然、嫌なこともありますが、今日もワクワクな人たちと出会える
誰かのサポートができるとポジティブに考えることで、行動が怖くなくなりました。
悪いことや嫌なことがない人生などないのですから
谷があっても陽転思考で楽しめば良いのです。
物事を太陽のように明るく見ていこうという考え方を持つことで
逆境でも、良い面をフオーカスできるようになります。
大きな失敗が自分を大きくしてくれるチャンスだと捉え
様々な視点で解決策を作っていけば、自分の幅を広げられます。
まとめ
ビジョンを掲げるだけでも、闇雲に行動するだけでも
ゴールにはたどりつけません。
いつも自分の目標を確認し、コツコツ行動することが
自分の運を高めるための秘訣です。
陽転思考を自分ごと化することで
失敗の中からでもチャンスを見出せます。
「行解相応」と「陽転思考」を身につけて
自分の夢をどんどん叶えていきましょう!
参考図書 枡野俊明氏の怒らない 禅の作法
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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