私たち日本人は、真面目でがんばり屋です。ですから、「何事もきちんとしなければならない」と考え、新しいことをやろうとすると、かえって構えてしまうのです。「できない」とおっしゃる方たちは、片づけたいという気持ちが人一倍あるだけに足踏みしているのだと思います。こんな方たちには、次のようにお伝えしています。「最初から、一度に全部やろうとしなくていいのですよ。今できることからでいいのです。まずは、目の前に落ちているゴミをひとつ拾ってみてください」と。(枡野俊明)
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断捨離も目の前の小さなことから始めよう!
多くの日本人は何事も完璧に行うとしますが
これではなかなか新しいことにチャレンジできません。
部屋を片付けようと思っても、このマインドで取り組むと
ハードルが高すぎて、失敗してしまいます。
禅僧の枡野俊明氏は片づける 禅の作法の中で
片付けも無理をせず、小さなことから始めるべきだと指摘します。
全ての部屋を一気に片付けるのではなく、小さなことからスタートするのです。
真の豊かさとは、何でしょう。私は、本当に必要な物だけ、気に入っている物だけに囲まれて、日々心地よく暮らしていくことだと思います。そのためには、不要なものを手放し、身のまわりをシンプルにすることです。ただし、「片づけなければ」「掃除しなければ」と、無理に自分を急き立てる必要はありません。片づけられない自分を責める必要もありません。目の前にゴミがあったら、まず腰をかがめる。そして、そのゴミを拾う。そこからでいいのです。自分の前にあるテーブルを、手の届く範囲で拭いてみる。それだけでいいのです。たった一歩を踏み出せば、その一歩が次の一歩へとつながります。それが先へとつながり、気がつけばいつしか片づけが習慣になっています。
片付けを習慣にするうちに、心の整理もできるようになります。
先入観や執着心も捨てられるようになり、気持ちを楽にできます。
ゴミがひとつ片づけば、その分、気持ちがすっきりします。
心の曇りを取り払い、ピカピカに輝かせるつもりで
掃除をしたり、片付けをすることで禅僧のように心を磨けます。
まだまだ、私はこの境地には達していませんが
小さな片付けの効果を日々感じています。
「掃除とは汚れを取ることが目的ではなく、あなた自身の心を磨くことだ」という
枡野俊明氏の本書の言葉を覚えることで。日々の行動を変えられます。
片づける 禅の作法 [ 枡野俊明 ] |
掃除をするとは心の塵を払い、自分を磨くこと
今を生きる私たちが、心豊かに暮らすためにできることの一つが
自分の身の回りの余計なモノを削ぎ落とすことです。
不要なモノや思考、贅肉を手放すことで
私たちは新しい自分に生まれ変われます。
限りなくシンプルに暮らすことで、生活の質が豊かになるのです。
日々の活動の中のほんの短い時間を
掃除や片付けに当てることで、自分を磨くことができます。
朝起きたときに、身の回りの片付けをすることで
気持ちをスッキリできます。
自分の朝の習慣に、小さな片付けをプラスしたいと思いました。
まとめ
片付けも、習慣化するためには小さな一歩が大切です。
最初から一度に全部やろうとはせずに
まずは、今できることから始めてみましょう。
目の前のゴミを捨てたり、朝、5分間掃除するなど
自分のできる小さなことからスタートするのです。
周りのモノをスッキリさせることで、心もきれいになり
新たな自分に生まれ変われます。
不要な思考や体についた贅肉を削ぎ落とすことで
嫌な自分を変えられるようになります。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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