リーダーシップとは周りの人の能力を引き出すこと。効果的な1on1ミーティングを実施しよう!

リーダーシップとは、周りの人の能力を引き出すことです。この人はどんな人なのか、どういう経歴を持つ人なのかを深く理解して、その人の力を最大限に生かすことです。部下のことを知ろうとしてくれる人と、知ろうともしない人。どちらがリーダーとしてふさわしいか、言うまでもありませんよね。(ジョシュア・マーゴリス教授)


photo credit: franchiseopportunitiesphotos insurance agent and client shaking hands via photopin (license)

リーダーシップとは周りの人の能力を引き出すこと!

ハーバードのジョシュア・マーゴリス教授の言葉が響きます。
リーダーは自分の周りのあらゆる人の能力を引き出せる人です。
部下のプロフィールをしっかりと把握し、経歴や能力を知ることで
はじめてリーダーは組織の力を最大化できます。
部下がやる気になったり、働き甲斐を感じてくれるようになると
間違いなく組織は強くなり、成長します。

そのためには、メンバーとの対話の時間持つことが重要になります。
ITによる効率化で人とのリアルなコミュニケーションがどんどん減っています。
仕事以外の雑談をすることで、お互いの理解が進みますから
できるだけフェーストゥフェースのリアルな会話を心がけたいものです。

佐藤智恵氏はハーバードはなぜ仕事術を教えないのかの中で
優れたリーダーは、必ず部下を名前で呼ぶと言っています。
これは、相手が正社員であっても、アルバイトであっても同じで
彼らは部下の立場を問いません。
若い社員がもし、目上の人や社長から名前で呼ばれたら、感激するはずです。
田中角栄も官僚や政治家の名前やプロフィールを全て暗記していたと言います。
面倒からずに、リーダーはメンバーの名前やプロフィールを覚え
しっかりと名前を呼ぶようにしましょう。
当然、理解を深めるために、1to1のミーティングをすることも大事になります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか[本/雑誌] / 佐藤智恵/著
価格:1944円(税込、送料別) (2017/6/27時点) ¥

リーダーが1on1ミーティングを実施すべき理由

1on1ミーティングとは、りーだーと部下の間で行われる1対 1の対話ですが
この1on1ミーティングによって、リーダーは部下の現状を把握できます。
部下との真摯な対話の時間を持つことで、部下の能力を引き出せるようになります。

先週コーチの新堀進氏から1on1ミーティングの質問の仕方を学びました。
新堀さんは海外のボスとの1on1を2週間に一度実施していたそうです。
その際、以下の4つの質問を毎週受けたそうです。
■うまくいったこと
■うまくいかなかったこと
■失敗から得たことは何か? 何を学んだか?
■これからやるべきこと
わずか4つの質問でリーダーは課題の発見を行うと同時に
部下は質問によって自ら発案するようになります。
当然、リーダーは部下の思考スタイルや能力を把握できます。
また、1on1ミーティングによって
メンバーは主体的に考え始め、積極的に動けるようになります。
リーダーからの定期的なフィードバックによって
個々のメンバーの能力がアップし、組織はどんどん成長するのです。

まとめ

リーダーは部下の能力を引き出すために
定期的にミーティングする必要があります。
部下との1対1で行う1on1ミーティングを行うことで
部下と経験を共有しながら、彼らに自ら考えるチャンスを与えることができます。
部下が内省し、行動することを宣言してもらい
それを繰り返すことで、いつの間にか部下が成長しているのです。
周りの人の能力を引き出すために
4つの質問を活用した1on1ミーティングを実施しましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか(佐藤智恵著)

     

    スクリーンショット 2016-04-29 22.16.13

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ブログアイデアクリエイティビティ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました