未来のことばかり考えていると今が疎かになる?

最高のものを目指す努力はまちがっていないが、株式の上場とか、クライアントの獲得とか、ユーザー数百万人突破とか、昇進とか、未来の目標ばかりを見ていると、今このときの美しさを忘れやすくなる。未来に目が向くのは自然だ。とはいえ、未来に目が固定されては、創造力を引き出しにくくなる。(ソレン・ゴードハマー)


photo credit: CommScope Man_Fiber via photopin (license)

クリエイティブに生きようとすると
野心的になり、未来の成功を考える時間が増えます。
未来のポジティブなイメージを持つことは大事ですが
それに時間を使いすぎると今が疎かになりますから
時間配分には注意しましょう。

未来のポジティブな自分から逆算して
今に何をすべきか?を考え、行動を起こさない限り
目標は達成できませんし、夢は叶いません。
ソレン・ゴードハマーシンプル・ライフ
「未来を生きる」状態について以下のように語っています。

「未来を生きる」状態では、目標に向かって創造的かつ意欲的に取り組むときとはちがって、結果に対する期待が過剰なほど大きい。とりわけ、自分の評価を高めて、自信を深めさせてくれることや、自分がいかに優秀で、価値のある人間であるかを証明してくれることへの期待が大きい。未来に依存する気持ちが強いので、積極的に行動できない。したがってなかなか創造力を発揮できず、成果も上げられない。

未来に期待しすぎると現実に価値を感じなくなります。
自分の未来に過度に依存すると、行動できなくなり
今という大切な時間を無為に過ごしてしまいます。
未来と今のバランスをとり、今ここに集中することを
しっかりと意識しましょう!

今何に集中すべきかを意識する!

一方、意欲的に取り組むときには、自分が今していることに意識を向けている。言い換えるなら、輝かしい未来の種をまくことに集中している。自分の価値が結果しだいで左右されるとは考えていないので、リラックスして、のびのびと行動できる。

未来のために種まきを続けると行動が積み重なり、自信が生まれます。
本を読んだり、勉強会に参加したり、メンターに相談するなど
自分に投資を続けると、頭の中で情報がつながり始めます。
情報の点と点がつながることで、目標を達成する方法が見つかります。
未来をイメージすると同時に今、行動することが
未来の自分を明るくしてくれます。

また、ソレン・ゴードハマーの以下の言葉を読むと
「今」の重要性に気づけます。

将来、充実した生活を送りたければ、今、充実した生活を送るのが、いちばん確実な方法であり、将来、創造性を開花させたければ、今、創造性を開花させるのがいちばん確実な方法であることを知っている。そもそも、未来がやってきたとき、そこにあるのは、また別の今でしかない。現在の今を創造的に生きていないのなら、将来の今も、やはり創造的に生きられないだろう。

今という時間に種を蒔き、水や栄養を与えることが
未来の創造性を開花させてくれます。
クリエイティブに生きるためには、今の行動が欠かせません。
未来の自分のポジティブなイメージうを作ったら
そこから逆算し、今日やるべきことを実行すべきです。

まとめ

今を疎かにしないことが成功の秘訣です。
未来に過度の期待をするのではなく
ポジティブなイメージを持ち、そこから逆算して
今何をすべきかを決めましょう。
今の行動が未来のあなたを左右します。
充実した今を過ごすことが
未来のあなたを素晴らしい存在に変えてくれます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 ソレン・ゴードハマーのシンプル・ライフ
     

    スクリーンショット 2016-04-29 22.16.13

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ブログアイデアクリエイティビティライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました