スケジュール表は逆方向からうめよう!

私はスケジュール表を逆方向から、つまり一日の最後からさかのぼる形で埋めるようにしている。そして朝は「実作業」のために時間を確保するようにしている。午前中は比較的集中しやすいのに対し、会議攻めになった後は、それがもっと困難になると自覚しているからだ。したがって会議はなるべく午後に回す。(ネイサン・ブレチャージク)


photo credit: yourbestdigs Passion Planner calendar notebook on a desk via photopin (license)

生産性の高い時間を自分のために確保する!

Airbnbの創立者3人のひとり、ネイサン・ブレチャージク
スケジュールを夕方からうめていくと言います。
この逆算思考でスケジュールを管理すると
午前の生産性の高い時間を自分のために使えます。
会議を午後に回すことを意識して、スケジュールを設定しましょう。

自分の時間を作らなければ、ストレスを抱えてしまいます。
考える時間がなくなれば、自分のための行動できなくなるからです。
優先順位を決めずに行動すると他人に時間を支配され
自分のやりたいことができなくなり、心と体を消耗させてしまいます。

会議やルーティンのタスクばかりに時間を取られると
新しいことにチャレンジできなくなります。
これでは面白いことが起こらなくなりますから
自分のための時間を確保するためにスケジュールをブロックするのです。
自分のスケジュールをコントロールすることで
私たちはやりたいことに時間を使えるようになります。
特に生産性の高い午前中を自分のために使えば
結果を残せるようになるはずです。

アサナのダスティン・モスコービッツの次の言葉はとても参考になります。

自分自身やチームが、会議などに一切邪魔されず個人の仕事に専念できる日を、1週間に1日設けることだ。アサナでは、社内の集中と生産性を促進するため、毎週水曜日をノー・ミーティング・デーとしている。 (ダスティン・モスコービッツ)

会議のない日やノー残業デイを設けることで、自分自身に専念できます。
最低、一週間に1日は自分のために使える予備日を作りましょう!
休憩したり、自分との対話の時間を持たなければ
タスクに流され、どんどん自分を忙しくしてしまいます。

とにかくタスクに優先順位をつける!

前述のネイサン・ブレチャージクは子育てによって
自分の生産性が高まったとインタビューで答えています。
(以下BUSINESS INSIDERより引用)

直感的には分からないかもしれないが、親としての務めを果たすことで、効果的な時間配分を行えるようになる。働く時間は全体として短くなったが、その時間の使い方が以前より上手になっていることに気がついた。

ブレチャージクは限られた時間を有効利用するために
より慎重にタスクに優先順位を付けるようになりました。
時間を節約するために、ミーティングを減らしたり
長文のメールを書かないようにするなど
コミュニケーションのやり方にも注意を払いました。

また、従業員はワークライフバランスを自由に調整できる方が
仕事でベストを尽くす可能性が高いとも指摘したそうです。
人は制約条件やデッドラインがあった方が自分の能力を発揮できます。
限られた時間内で働くことで、プライベートも充実し、心と体の健康も維持できます。
人生を楽しむために短時間で働くための方法を取り入れてみましょう。
その際、ネイサン・ブレチャージクの時間術がヒントになるはずです。

まとめ

生産性の高い午前中を重要なタスクに割り当てましょう。
会議やミーティングは午後の遅い時間に設定し
生産性が高い時間は自分のために使うのです。
また、ノー残業デーなどの制約条件を作れば
人は短時間で仕事を終えるために様々な工夫を施します。
集中することを日頃の習慣にすれば、短時間で結果を残せるようになります。

参考図書 ケビン・クルーズ1440分の使い方

      

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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