休息はおそらく時間管理のなかでも最も見落とされ、軽視されている側面だろう。量よりも質を優先するよう、私たちコーチはトレーニングのなかで選手たちを指導すべきだし、選手は選手で、トレ一ニングの質を高めるために、ハードな練習をしたら次の練習まできちんと休み、体力を回復させなければいけない。したがって、休息はトレーニングをしていない状態ではなく、むしろトレーニングの一部と言える。(クリス・カーマイケル)
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休息をあらかじめスケジュールに書き込む!
多くのビジネスマンは休息を後回しにすることで、自分を消耗させてしまいます。
若い時には多少の無理もききますが、40歳を過ぎたあたりから
働き方を変えないと生産性が落ち、目標を達成できなくなります。
休息をしっかりと取るために、あらかじめスケジューリングしておくのです。
昨日、一昨日と夜が遅くなることがわかっていたのですが
翌朝のスケジュールをびっしりと詰め込んでいたため
心と体が疲れてしまい、今日は眠気を抑えながら活動しています。
やりたいことがいくつかあったのですが
今ここに集中できないため、そのうちの一部しかこなせていない自分がいます。
睡眠時間をしっかりと確保していれば、こういったことにはならないわけですから
スケジュールを作る時にもっと余裕を持たせるべきだったと反省しました。
夜遅い時間や朝早いアポを入れずに、自分をもっと優先したいと思います。
自然の休息による中断以外は、絶え間なく有益な活動をしている状態こそ、地上で許された最上の幸福である。 (カール・ヒルティ)
休息をスケジュールに入れ込むことで、私たちはエネルギーを取り戻せ
やりたいことに集中できるようになります。
働いたら休むを習慣化することが生産性アップの秘訣です。
1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣 (フェニックスシリーズ) [ ケビン・クルーズ ] |
休息の捉え方をポジティブに変える!
私たち日本人は休息を悪だと考えがちですが
このマインドセットを改めた方が良さそうです。
疲れた頭からアイデアは生まれてきませんし
仕事以外の時間がなければ、自分をひどい状態に追い込み
体だけでなく、心のバランスも崩してしまいます。
休息とは回復であり、何もしないことではない。(ダニエル・W・ジョセリン)
体に疲れが溜まってくると心も疲れしまい
ネガティブな思考に支配されてしまいます。
無用にイライラすることで人との関係も悪くなるので、注意が必要です。
頑張りそうになったら、無理は禁物という言葉を思い出し
自分をコントロールしましょう!
疲労を予防することは、悩みを予防することに通じる。たびたび休養すること。疲れる前に休養せよ。(デール・カーネギー)
休養を取ることで、自分の感情を上手に管理できるようになり
無駄に悩まなくなり、心の平穏を保てます。
疲れる前に休養するために、働いたら休むを習慣化しましょう。
まとめ
働くだけでは成功は手に入りません。
自分の生産性を高めるためには、必ず休養と仕事をセットで考えるべきです。
オウィディウスは「休息する時間がなければ継続できない」と言いましたが
大きな目標を達成するためには、休むことを習慣化する必要があります。
休息をあらかじめスケジュールに書き入れ
エネルギーを取り戻す時間を持ちましょう。
参考図書 ケビン・クルーズの1440分の使い方
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