逆算手帳でセルフ・コンコーダント・ゴールを見つけよう!

望ましい環境の中で受動的に生きていくよりも、価値ある活動に熱中して目標に向かって進んでいくことによって、幸福は大きくなる。(デイヴィッド・マイヤーズ/エド・ディーナー)


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自分の究極の通貨を見つけよう

多くの人は金持ちになりたい!
経済的な成功を得たいという目標を設定しますが
それを達成しても幸せになれないことがわかっています。
ノーベル賞を受賞した経済学者のダニエル・カーネマンは
富と幸福の間の関連性は低いと指摘していますが
収入が人生の満足度に与える影響は一時的なもの過ぎないのです。
いったん金持ちになってしまうと財産を手に入れようと頑張っていた時に比べて
精神的に落ち込んでしまう人々もいるそうです。
こういった経済的な目標のほとんどは、自らの欲求に深く根ざしたものではなく
外的要因から生まれている場合が多いのです。

セルフ・コンコーダント・ゴール(真の欲求に結びついた目標)を見つけ
それを達成する方がはるかに幸せになれるのです。
自分の心の奥底にある個人的な信念や強い関心から
追求された目標をまずは探してみましょう。
見栄やプライドから生まれた経済的成功より
自分の人生と一体化した目標の方がやりがいを感じられます。
 
幸せこそが人生の価値を決める「究極の通貨」であると
タル・ベン・シャハーハーバードの人生を変える授業の中で述べています。
自分の究極の通貨は何か?を見つけることで
私たちは日々楽しく過ごせるようになります。
経済的成功も大事ですが、自分が何で幸せになれるのかを
しっかりと考えてみましょう。
 

自己実現のための目標を見極め、追求することは明らかに有益ですが、それほど簡単なことでもありません。まず自分が人生で何をしたいのかを知り、次にその欲求に素直になる勇気をもつことが必要です。(タル・ベン・シャハー)

「セルフ・コンコーダント・ゴール」は何か?を自問してみましょう。
自分の目標を明確に表現し、追求することができる人は
そうでない人々よりも成功し、より幸せを感じていると
タル・ベン・シャハーは指摘します。

逆算手帳に本当にやりたいことを書き出してみる!

人間関係から仕事まで、人生にとって重要な分野で心の底から本当にしたいと思うことは何か、自分に問いかけてみましょう。(タル・ベン・シャハー)

ライフワーク、仕事、家族、人間関係、お金、学びなど
本当にやりたいことを書き出してみましょう!
私は自分のやりたいことを逆算手帳100のWish LIstに書き出し
優先順位の高いものをLife Visonに整理し、日々見返しています。
自分の可能性を信じて、本当にやりたいことをリストにすると
様々な目標が生まれてきます。
自分の人生の旅を楽しむ!」と生き方のルールを変えることで
仕事以外の生きがいに気づけます。

自分のための明確な目標がなければ、外からの圧力に押し流されて、自分の欲求に根ざした活動をすることはできなくなってしまいます。外からの要求に受動的に応じていくだけなのか、それとも積極的に自分の人生をつくりあげていくのか、あなたはよく考える必要があります。(タル・ベン・シャハー)

10年後のワクワクな自分から逆算して
プランを練るとそれだけでワクワクできます。
受動的な人生を送るのをやめて、自分らしい人生を送りましょう。
今日やるべきことを明確にし、小さな一歩を踏み出すことで
未来の自分をよりよい存在に変えられます。

私は44歳の時にお酒をやめて、新堀進さんにコーチングをお願いし
自分のセルフ・コンコーダント・ゴールを作成しました。
本を出版したり、企業や個人の目標達成のお手伝いを仕事にすることで
私は日々幸せな時間を過ごせています。
日々、逆算手帳で自分との対話を繰り返すことで
やりたいことがどんどん増えています。
セルフ・コンコーダント・ゴールを作ったおかげで
私の人生は面白くなったのです。

まとめ

逆算手帳を使って、自分との対話を始めると
自分のセルフ・コンコーダント・ゴールが明らかになります。
10年後の未来のワクワクな自分から逆算し
そこから行動計画を作ると今日やるべきことが見えてきます。
小さな一歩を踏み出し、その行動を習慣化することで
自分の目標をいくつも達成できるようになります。

コーチの新堀進さんとのコラボセミナーを11月23日に開催します!
GYAKUSAN株式会社主催:人生100年時代の45歳から考えるワクワク人生設計
会場*<イノバゼスト神田>
14:00-17:00(17:30から懇親会)
詳細はこちらのページをご覧ください!

参考図書 タル・ベン・シャハー ハーバードの人生を変える授業
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
    

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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