「やる気 」スイッチを入れる方法。お腹から声を出すことで、脳が目覚める。(枡野俊明)
大きな声を出してみよう!
枡野俊明氏の禅、シンプル生活のすすめを再読していて、最近大きな声を出していないことに気づきました。独立してからコンサル業務にシフトしたため、プレゼンやセミナーの頻度が少なくなり、大きな声を出す機会が以前より減りました。
ITの進化で取り引き先とのミーティングも減り、皆さんも喋らなくなっているのではないでしょうか?電話で話すより、メールやチャットでのやり取りが当たり前になり、コミュニケーションが変わり、声を出さなくてもよくなったのです。
しかし、これでは脳や喋る機能が退化してしまいます。人はもともと声を出すように作られていますから、他者との会話や挨拶をもっと行った方がよいのです。温かい人間関係を作るためには、元気な挨拶が欠かせません。
片づける 禅の作法 [ 枡野俊明 ] |
声出しが脳を活性化する!
大きな声を出せば、当然のことながら自分の声がしっかり自分の耳に入ってくる。それにより脳が刺激され、活性化されるのです。
枡野俊明氏は僧侶が、朝起きてまずお経をあげるのは、脳を目覚めさせるためだと述べています。自分の声を聞くことで、脳が目覚め、活性化されます。大きな声を出すためには、姿勢を整え、腹式呼吸をしなければなりません。オペラ歌手がするのと同じ方法で、僧侶はボイストレーニングを行っています。松野氏はこれが体にはとてもいいと指摘します。
私たちは僧侶のように朝のお経をあげられませんから、ほかの方法で声を出しましょう。朝、鏡の前の自分に大きな声で挨拶したり、「今日も頑張るぞ!」と気合を入れるのです。私も毎朝、鏡の前の自分に笑顔で気合いを入れています。こな習慣のおかげで朝から元気に動けるようになりました。
一日に一度大きな声を出すことで、意外なほど頭がすっきりします。今朝、家族に大きな声で挨拶してみましたが、自分が元気になるだけでなく、家族からも笑顔をもらえ、幸せな気分を味わえます。元気な挨拶は家族や仲間との関係を良くしてくれます。
まとめ
大きな声で挨拶をしたり、自分に気合いを入れると脳が活性化します。大きな声を出すためには、腹式呼吸が効果的ですから、しっかりと習得しましょう。腹式呼吸を習慣にすると大きな声を出せるだけでなく、呼吸がよくなり、体にも良い影響を与えます。あとは大きな声で朝の挨拶をすれば、自分を元気にしたり、周りの人とのコミュニケーションを改善できるようになります。
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