新しいモノの見方を手に入れ、得意ジャンルを複数にし、自分の価値を飛躍的に増やすことで、大きな成功を手に入れることが
できます。(山崎拓巳)
未来を過去の延長線上で考えない!
大企業が副業を解禁し話題になっていますが、これからの時代は一つの財布に頼らずに、自分の稼ぐ力を鍛えるべきです。企業が副業を認めたのは、従業員の面倒を見れなくなったので、今後は自分で稼いでくださいということと同義だと私は思います。人生は100年時代になり、一社に頼るのではなく、複数の会社で稼ぐことが当たり前になるはずです。自分の稼ぐ戦略を組み立てながら、人生を設計する必要があります。
自分の人生や今の会社に飽きているなら、山崎拓巳氏の次のメッセージを読むとよいでしょう。山崎氏のお金のポケットが増える スゴイ! 稼ぎ方から引用します。
あなたは自分の毎日に飽きていませんか?また、自分自身に飽きていませんか?そんなとき、人は「変化」を望みます。しかし、「変化」を望み始めると不安定になるので、同時に「安定」を求めます。「変化」と「安定」は異なる価値観です。異なる価値観が共存しているのです。それらの中庸にあるのが、「成長」という価値観です。また、「特別な存在でありたい」という価値観と、「みんなつながっていたい」という価値観も、同時に共存しています。この2つの中庸は、「誰かの役に立ちたい」という価値観、「貢献」です。
変化の激しい時代には、自分が変化を望まなくとも、人は少なからずの葛藤を抱えます。従来の価値観と新しい価値観によって生まれたこの葛藤を打破するには、「成長」と「貢献」がキーワードになるのです。
自分の人生を変えたければ、過去の延長線上から考えてはいけません。過去の体験や知識を駆使すればするほど、今までと同じような人生が再現されるだけです。過去の呪縛から逃れる方法は、インスピレーションやハプニング、シンクロニシティ(意味ある偶然)やトラブル、ヒラメキや不意の誘い……これら「思考の外からの誘い」を味方にのけることだと山崎氏は指摘します。
お金のポケットが増えるスゴイ!稼ぎ方 [ 山崎拓巳 ] |
セブンポケッツを持とう!
本業以外に副業を持つと、複眼的に世の中を見ることができるようになります。1つの仕事しか持っていない人というのは、言ってみればーつの小窓から世界を覗いているようなものです。
リーマンショック以降アメリカでは、セブンポケッツ(7つの財布を持つ)という考え方が主流になりました。安定した未来を送るためには、7つの収入源を持ち、自由に働くようにすべきです。本業だけで稼ぐのではなく、収入源をできるだけ分散させ、できれば7つのポケットを持つことことを目指しましょう。お金の悩みから解放されることで自由に生きられるようになります。
様々な仕事を体験することで、得意ジャンルを増やせます。私は広告会社をやめてから、複数の会社の役員やアドバイザーをつとめていますが、広告会社のマーケティング知識に経営や組織運営の視点を取り入れることで、ビジネスの幅が広がりました。いくつものビジネスを同時に行うことで、モノの見方を立体的にできるようになり、複眼思考を身につけることができました。
また、複数の会社で働くとタイムマネージメントのスキルもアップします。
副業を持つと、仕事を進めるときの「時間配分」
について考えるようになります。 1つの身体で複数の仕事を進めるわけですから、 1つの仕事だけをしている人より、「時間を有効に、 効率的に使うこと」を意識するようになるのは、当然のことです。 お金のポケットを増やせば増やすだけ、 複数のプロジェクトを同時に進められる体質になることができます 。毎日、同じ職場で同じ仕事を続けていた自分から、 刺激的で毎日に飽きることがない人生に移行することとなります。
私もサラリーマンの頃と比べると時間を大切にするようになりました。集中力を鍛えること、自分の働くルールを作ることで時間を上手にコントロールできるようになりました。仕事を切り替えることで脳もリフレッシュできます。複数のポケットを持つことで、多くの仕事をこなせるようになります。仕事を増やすと人脈を強化でき、この新たなつながりからいろいろなプロジェクトが生まれます。新しいことを始めれば、新しい仲間を増やせます。このつながりがあなたの未来を明るくしてくれます。複業をスタートすることで、お金と時間と人脈を豊かにでき、その結果チャンスを引き寄せられるようになります。
まとめ
複業を行うことで、自分の人生を豊かにできます。セブンポケッツ(7つの収入)によって、複眼思考を持てるようになります。自分の価値を見つけ、世の中に貢献すると決め、どんどん新たなことにチャレンジしましょう。複業をすることでお金だけでなく、時間術を身につけたり、人脈を広げることができます。複業によって自分の価値を高めることができ、チャンスを自ら切り開けるようになるのです。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント