面談の時間は原則30分、会議の時間は原則1時間などといったルールをあらかじめ定めておけば、それに従って行動すればいいだけなので、いちいち「この場合はどうしようか」などと思い悩む必要がありません。(出口治明)
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普段の仕事に一期一会を取り入れよう!
出口治明氏の知的生産術の中に、行動のルールを決めると自分の生産性があげられると書かれていました。私も自分の行動ルールを決めているので、この考え方にはとても共感を覚えました。 行動をルール化することで、 判断の省力化ができ、無駄なことに時間を使うなくて済みます。
自分のルールに適合するかどうかだけが、 「やるか、やらないか」の唯一の判断基準になり、考える時間とエネルギーを省略できます。時間とエネルギーを省略できれば、その分、やるべきことに全力で取り組むことができます。
私もいくつかルールを決めています。そのルールに合わなければ、ミーティングや飲み会はお断りするようにしています。
■夜10時以降の食事はしない
■夜更かしをしないで、朝時間を大切にする
■バラエティ番組を見ない
■朝時間を日記、読書で充実させる
■ブログを1日1本書く
■間食をしない
■エスカレーターを極力使わない
■ストレスに感じることはしない
■ミーティングの目標を明らかにし、時短を行う
自分のルールにしたがって生きているといつの間にか大きな成果を得ることができます。会議では目に前の人との会話に集中し、良いアイデアを出すようにするのです。私は2年前から茶道をしていますが、茶室にはiPhoneや時計を持ち込めません。必然的に茶室に集まった人との会話や目の前のお茶に集中できるようになります。
この姿勢を普段の生活に取りいれると結果を残せるようになります。普段の会議やミーティング、仕事の体験を一期一会だと考え、全力で取り組むようにするのです。自分のルールに従って行動していると、やがてそれが良い習慣になり、人生の質を高めることができます。
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習慣の蓄積が結果を変える!
習慣による日々の蓄積も、ルール化の効用のひとつです。
このブログを私が書き始めて、10年近くの時間が経過しました。私はできるだけ朝時間にブログをアップするようにしています。このルールによって、私は朝早く起き、そのためのインプットとアウトプットに時間を確保するようになりました。
ミーティングの合間などの隙間時間はインプットの時間にして、kindleで読書を行なっています。気になったアイデアはすぐにメモし、ブログのネタ帳に保存します。このネタ帳を見返しながら、次のブログのアイデアを考えるようにしています。
ブログを書くために、同じ著者や類似書籍の過去記事を読み返すと脳の中で情報がつながり、新しいアイデアが生まれます。本を読む際にも次の読書を意識しながら、本を読むようにしています。引用された著者の言葉やデータが気になるとアマゾンですぐにチェックし、関連書を購入するようにしています。この一連のインプットとアウトプットによって、脳の中で多くの情報がつながり、新しいアイデアが次々生まれ、自分のコンサルの仕事にも役立っています。
大量の読書経験(長年の蓄積)が私の血肉になっています。また、ブログ経由で多くの人と出会えるようになりました。日々のブログ記事のおかげで、私の人脈が強化されたのです。また、毎日アウトプットすることで、習慣づくりが上手い人だと人から評価してもらえるようになりました。書評家というブランドも定着し、出版社や著者との人脈も作れ、これが新たなビジネスの入り口にもなっています。自分の行動ルールを決め、10年近く毎日ブログを書き続けたことで、私は結果を残せるようになったのです。
まとめ
1日は24時間と決まっていますから、何もかも完璧にやろうとするのは無理があります。時間を有効活用し、生産性を高めるためには、自分の行動ルールを決めることです。行動ルールに従えば、無駄な時間やエネルギーを使わないで済みます。また、行動ルールの蓄積によって、良い結果が残せるようになります。
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