クリエイティブな肩書きを名乗り、やりたいことを始めよう!


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Creative Calling クリエイティブ・コーリング 創造力を呼び出す習慣
著者:チェイス・ジャービス
出版社:CCCメディアハウス

本書の要約

クリエイティブに生きることで、人生の幅を広げられます。自分がワクワクすることが見つかったら、まずは肩書きを名乗り、それをアウトプットするようにしましょう。最初の一歩を踏み出し、それを継続することで、幸せな人生を歩めるようになるのです。

クリエイティブな肩書きを名乗ろう!

クリエイティブになるということは、仕事やその他のことをすべて投げ捨ててしまうことではない。それは有害な神話にすぎない。現実的に考慮しなければならない問題を水に流していいと言っているわけではない。ぼくたちは自分なりの、わくわくするような、生きがいを感じられるクリエイティブな人生をおくれるはずだと言っているのだ。(チェイス・ジャービス)

チェイス・ジャービスCreative Calling クリエイティブ・コーリング 創造力を呼び出す習慣書評を続けます。クリエイティブに生きることで、人生を豊かにできると著者は言いますが、今やっている仕事を捨てる必要はありません。まずは、自分がワクワクすることに時間を使い、アウトプットすることをスタートすればよいのです。

クリエイティブに生きることは、人それぞれのやり方があってよいのです。毎日をちょっと豊かにしたい人も、副業をジャンプスタートさせたい人も、フルタイムの仕事に就きたい人も、創造力を使うことで人生の幅を広げることができます。

創造性は健康、栄養、マインドフルネスと同様に、幸福感を得るためには欠かせないものだ。何を求めるか、創造性をどう使うかにかかわらず、あなたはクリエイターであり、創造することは道楽でも贅沢でもない。生きていくために必要なものである。

私も毎朝、このブログを書く時間を持つことで、人生を豊かにできました。朝ブログを書くために、私は早起きをし、インプットを続け、自分との対話の時間を持てるようになりました。何より、読者の方から感謝の言葉をもらうことで、日々幸せな気持ちに慣れます。書くという行動が、私に幸せを運んできてくれるのです。

著者はクリエイティブな肩書きを名乗るとよいと言います。

自分のことを何と名乗ろうが構わない。作家でも起業家でもミュージシャンでもいい。必要なのは、ただ作品を書くこと、事業を起こすこと、音楽をつくること。あなたがすることが、あなたの肩書になる。創造性のチャンネルを再び開くために真っ先にやるべき最も効果的なことは、特定のスキルを学ぶことでも、眠っている才能を呼び覚ますことでもない。たったひとつ、大切なことを自覚すること、いや思い出すことだ。「自分はクリエイティブである」ということを。

自分のことをクリエイターだと言うのにためらいを持つのをやめ、そのことを他者に向かって宣言するのです。一冊目の本を出版する前に、私も著者のふりをしていました。著者や編集者の友人を増やし、彼らと過ごすことで、本を書くことを自分の当たり前にしたのです。ソーシャルメディアでアウトプットを続けるうちに、チャンスが引き寄せられ、私は著者になれたのです。

「創れるようになるまで、とにかく創れ」の精神をもち、肩書きを人前で話すことで、仕事のオファーを受けられます。ワクワクすることが見つかったら、チャンスをつかむまで、あきらめないようにしましょう。

クリエイティブになるために、最初の一歩を踏み出そう!

何か新しいものを取り入れるのは、考えるだけでも怖いものだ。 「うまくできなかったら、どうしよう?」「このままこれをやりつづけてもいいのだろうか?」「誰もぼくやぼくの作品を気に入ってくれなかったら?」「生活費が稼げなかったらどうしよう?」 怖れることも一種の才能で、貴重な直感だ。原始的な”爬虫類の脳”があなたを守って生き延びさせようとしているのだ。

何かを始めるときに、最初に恐怖感を感じるのは当たり前です。しかし、行動しなければ、何も変わりません。怖れながらも行動を続けていれば、失敗もしますし、よいことも起こります。様々な経験が糧になり、やがてそれが自分の武器になります。

行動することを続けていれば、やがて恐怖感もなくなります。自分の内なる恐怖感がなくなれば、創造することに喜びを見出せます。恐怖感を跳ね除け、行動することが、豊かな人生を歩む一歩なのです。

完璧な作品を最初から作れるわけではありません。まずは、できた作品を誰かに見せることから始めましょう。10年以上前に書いた自分が書いたブログ記事を読むと、そのレベルの低さに頭がクラクラします。しかし、この小さな一歩があったから、今、私は書評家になれたのです。著者や書評家であることを宣言し、アウトプットを続けることで、私はフィードバックをもらえるようになったのです。

クリエイティブであることを継続し、アウトプットすることで、新たな人脈が築け、そこからビジネスがスタートします。誰かに批判されることを恐れるのではなく、アウトプットの継続で、味方を増やすようにするのです。

自分がワクワクすることが見つかったら、まずは肩書きを名乗り、それをアウトプットするようにしましょう。最初の一歩を踏み出し、それを継続することが幸せな人生を歩む秘訣です。

 

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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