ベトナムコーヒーをご存じですか?
コンデンスミルクを加えて飲む、ベトナムのローカルコーヒーですが
そのベトナムコーヒーもラインナップに加え、ベトナムへの出店を決めたのが
アメリカスターバックスコーヒーです。
実はベトナムは世界第二位の生産量を誇るコーヒー大国。
現地には海外チェーンや現地のコーヒーショップをはじめ
カフェが乱立しているようです。
そんなコーヒー大国にスターバックスが出店すると言うことは
現地の経済発展がそこそこの規模になってきた裏返しだと思います。
コーヒー生産国で市場が伸びているベトナムをスターバックスが狙う意図を
同社の中国・アジア太平洋部門社長、ジョン・カルバー氏はこう語っています。
「ベトナムは世界でも最も動きがあり刺激的な市場の一つで、
中国・アジア太平洋地域の12番目の市場としてベトナムを追加できることを誇りに思う」
(ロイターからインタビューは引用)
当然、ベトナムからの調達はブラジルに偏った仕入れの多様化も狙っています。
調達とマーケット開発の一石二鳥でベトナムに
素早く出店するスターバックスは流石ですね。
あの香港飲食大手のマキシムズグループとの共同出店になるとのことで
2月にベトナム最大の都市のホーチミンに出店するそうです。
スターバックス社は現在全世界に1万8000店舗を展開しており、
うちアジア・太平洋地域は3300店舗で全体の18%を占めています。
売上げは単価が低いためか店舗数に比べ低いのが実情ですが
しっかり成長するマーケットを狙っていく姿勢は評価したいですね。
やがて、日本や欧米のIT関係者がMBA片手に
ベトナムのスタバで商談する姿も見られそうですね。
あるいは、MBAではなく、シンガポールのスターバックスのように
iPadが目立つのかもしれませんが!
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