他の思考で補ってみる。
視点を変えて、違うことを考えることが幸せを引き寄せると
リュボミアスキー教授の 人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法に書かれていました。
例えば、お酒を飲まないと決めたなら
それをあまり考えないようにしたほうが良いのです。
飲まないことにフォーカスしすぎると
余計にお酒に頭が集中し、逆効果になってしまうのです。
頭の中をアルコールに占拠されてしまい、激しく格闘しなければならなくなります。
以前の私はアルコール依存症で、お酒に苦しんでいました。
私は9年前に断酒をし、幸せになろうと決めました。
自分の時間を作って、やりたいことをやるためには
お酒をやめるしかないと覚悟を決めたのです。
当時の私は、お酒を飲むことが、私の幸せだと信じていました。
お酒の快楽に慣れることで、絶えずお酒を追求しはじめ
いつの間にかアルコール依存症になることで、逆に不幸を引き寄せていたのです。
私の時間はアルコールを中心にして、動いていたために
本当に、やりたいことができなくなっていたのです。
幸せのためだったお酒が、実は時間の無駄遣いに繋がっていました。
健康にも、悪影響を及ぼすなど、未来を暗くしていたのです。
これでは、ダメになると思い、44歳の時に思い切って断酒をスタートしました。
しかし、最初はとても辛く、絶えず、お酒が頭に浮かんで苦しんだのを覚えています。
特に、日本は、アルコールの広告が多いので、これに悩まされました。
電車、駅、テレビなどでビールの広告を見ないようにするために
メディアの断捨離をしようと決め、読書に時間を増やしました。
いつでもどこでも本を読むことにして、読書に集中したのです。
これが、私のターニングポイントだったかもしれません。
隙間時間を使った読書を習慣化し、良いモノを取り入れることを決めました。
この時、お酒より大事なものがある!
読書が人生を変えてくれると思えるようになったのです。
飲みながら本を読むのと、自分を変えようと思ってする読書は、質が全く異なります。
著者の言葉を真摯に読み解き、著者との対話をすることで、自分が変わり始めたのです。
自分をよくするアイデアがあれば、著者の思考や行動をモデリングしていきました。
この繰り返しによって、私は読書こそが、幸せの入り口だと気付けたのです。
読書によって、「お酒が幸せを生み出す」という考え方から、私は脱出できたのです。
このマインドシフトのおかげで、お酒を飲まないでも幸せになれると考えられるようになり
私は夜型の生活から、朝型の生活にシフトできたのです。
悪い習慣をやめるためには、好きなことを見つけて習慣化することだと学べました。
お酒という悪い習慣を読書という良い習慣に置き換えることで
私の人生は今までのお酒中心のスタイルからインプット型に変わったのです。
また、本で学んだことを読書会で発表したり
ソーシャルメディアで発信することで、人との出会いをデザインできるようになりました。
良い本を紹介することで人から感謝されるようになり
これが読書とアウトプットのモチベーションになったのです。
小さな幸せが、日々私に運ばれてくるようになったのです。
質の高い読書とアウトプットというアクションのおかげで
私は多くの果実を手に入れることができました。
酒飲みというネガティブな自分から抜け出し
今では著者や書評ブロガーという新たなブランドを手にしました。
世の中に貢献できるようになり、幸せを実感できるようになったおです。
9年前に、お酒以外の幸せを求めて本当によかったと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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